2016年12月25日

ココ最近のスウェーデンの長編アニメーション(2014〜2016年)

http://ameblo.jp/sekaino-television999/entry-12230295768.html
2016年12月24日

《転載開始》

今回は、ここ最近のスウェーデンの長編アニメーションの紹介となります。

Bamse och häxans dotter.jpg
Bamse och häxans dotter - Folkets hus Nynäshamn

バムセと魔女の娘(2016)
Bamse och häxans dotter

・監督(Regissör)
クリスティアン・リュールテニウス(Christian Ryltenius)

・脚本(Manus)
イーダ・チェッリン(Ida Kjellin)
ソフィー・フォシュマン(Sofie Forsman)

・制作会社(Produktionsbolag)
SFスタジオ(SF Studios)

・上映時間(Speltid)
65分(minuter)

・公開日(Premiär)
2016年12月25日
Bamse och häxans dotter (2016) - Svenska Filminstitutet

https://www.youtube.com/watch?v=d9FHkBYJS5k


ビーバー池の底に金が眠っている事を知った大金持ち
クレースス・ソールク(Krösus Sork)は、
もっと金を得たいために、ビーバー池のダムを破壊しようと目論む。

クレーススは、村人たちから忌み嫌われていた魔女の娘が、
魔法を使っているのを偶然見て、彼女に接近しようとする。

魔女の娘は、元は捨て子だったのを、
魔女が自分の娘として育てたのだった。

その一方、バムセと子どもたちは、金に目が眩んだ大人たちから、
ダムを守ろうとする・・・。

という内容で合っているのかはよく分かりませんが、
公開日は2016年12月25日なので、
このブログ記事の公開の翌日という事になります。

バムセというのは、
ルーネ・アンドレーアソン(Rune Andréasson)が原作の、
スウェーデンのロングセラー漫画で、
雷のはちみつ(Dunder honung)を食べると、
世界最強の熊になるという設定です。

1966年に初登場なので、今年で50周年となります。





Bamse och tjuvstaden.jpg
Bamse och tjuvstaden (2014) - IMDb

バムセとどろぼうのまち(2014)
Bamse och tjuvstaden

・監督
クリスティアン・リュールテニウス(Christian Ryltenius)

・脚本
ユーアン(ユーハン)・キンドブロム(Johan Kindblom)
トーマス・ティーヴェマルク(Tomas Tivemark)

・制作会社
三友人(Tre Vänner)
スルッゲル映画(Sluggerfilm)

・上映時間
66分

・公開日
2014年1月17日
Bamse och tjuvstaden - Wikipedia

https://www.youtube.com/watch?v=lMbcy7NirqA


バムセが、ウサギのリッレ・スクット(Lille Skutt)、
カメのスカールマン(Skalman)らと共に、極悪のキツネ、
レイナルド(Reinard)からおばあちゃんを救い出す為に、
トロルの森を通って泥棒の町 に向かう冒険の物語。

因みに、スウェーデンには、
トロルの森(Trollskogen)と呼ばれる森が実際にあるらしいです。
Trollskogen - Wikipedia





Resan Till Fjäderkungens Rike.jpg
Resan till Fjäderkungens rike (2014) | Film | MovieZine.se

翼の王国の旅(2014)
Resan Till Fjäderkungens Rike

英題:ビヨンド・ビヨンド(Beyond Beyond)

・監督
エスベン・トフト・ヤコプスン(ヤコブセン)(Esben Toft Jacobsen)

・脚本
エスベン・トフト・ヤコプスン(ヤコブセン)
ヤニク・タイ・モスホルト(Jannik Tai Mosholt)

・制作会社
CBスヴェリエAB(CB Sverige AB)
コペンハーゲン・ボンベイ(Copenhagen Bombay)
プロダクションAps(Productions ApS)

・上映時間
78分(minuter)

・公開日
2014年5月21日
Resan till Fjäderkungens rike - Wikipedia

http://www.youtube.com/watch?v=Y93jJchY4nw


ウサギの少年ユーハンは、
消えた母を捜し求めて父と共に船の旅をしていた。

ラジオで母の消息の手がかりを得たユーハンは、
上陸した街で、翼の王(Fjäderkungen)に遭遇する…。

2014年は、スウェーデンで
長編アニメーションの多い年なのかも知れません。

「翼の王国の旅」の監督や脚本家はデンマーク人の様ですが。





そんなわけで、
移民の問題に苦しめられているスウェーデンですが、
今後も頑張ってください!!

今年もあと少しです!!

《転載終了》
posted by Satos72 | ┌ スウェーデン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月21日

掲示板(Anslagstavlan)スウェーデンの広告番組 その他

http://ameblo.jp/sekaino-television999/entry-12225904690.html
2016年12月17日

《転載開始》

イントロ(Intro)
https://www.youtube.com/watch?v=yf7RSr95u4I


Anslagstavlan.jpg

今回は、スウェーデン・テレビ(SVT)の公共広告CM番組、
掲示板(Anslagstavlan)
のご紹介をいたします。

広告番組というのは、宣伝を目的とした番組の事で、
例えば、イタリアには、
カロゼッロ(Carosello)
なんかがあります。

日本でもよく知られている「カリメロ」は、
カロゼッロの洗剤のCMアニメーションが発祥です。

当ブログでも以前に、東ドイツの
1000のテレビ情報(Tausend Tele-Tips)
を紹介した事があります。
1000のテレビ情報(Tausend Tele-Tips)東ドイツの広告番組

「掲示板」は、Wikipediaによると、1969年に放送開始され、
どうやら現在も続いている様です。
Anslagstavlan - Wikipedia

イントロのアニメーションの手掛けたのは、
ハンガリーのアニメーター、
ガーボル・チュポー(Gábor Csupó)と、
ティボル・ベライ(Tibor Belay)だそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=BgvHWjQHNN0


Anslagstavlan 1.jpg

Anslagstavlan 2.jpg

Anslagstavlan 3.jpg

私がこの番組を知ったのは、バッタとカエルが主人公のアニメ、
カッレ・ストロップとグルーダン・ボール
Kalle Stropp och Grodan Boll
が、この広告CM番組に使用されているのを見たからです。

Kalle Stropp och Grodan Boll.jpg
AV-Media, Kronoberg / Kalle Stropp och Grodan Boll - SLI.SE

言葉が分からなくても、交通安全啓発CMであるというのが、
分かるかと思います。

「掲示板」は、公共広告CM番組なので、日本で言うところの、
公共広告機構(JC)みたいなものですかね?





話は変わって、以前、
アブラカダブラ(Abrakadabra)スウェーデンの子供番組
という記事を、2015年2月7日に書いたのですが、
そのついでに、
ビョルネのマガジン(Björnes magasin)
というスウェーデンの子ども番組をサラリとご紹介いたしました。

しかし、画像付きの紹介ではなかったので、
今回は画像つきでご紹介いたします。

Björnes Magasin 1.jpg

Björnes Magasin 2.jpg

Björnes Magasin 3.jpg

https://www.youtube.com/watch?v=lvIlyzP1Fi8


Wikipediaによると、1987〜2004年まで、
スウェーデン・テレビ(SVT)で放送されたそうです
Björnes magasin - Wikipedia

それにしても、ビョルネのこの、ユルい表情がたまりません!!

板橋区赤塚系ギャグ、
食べれません(風間やんわり)に出てきてもおかしくはありません!!

1980年代に、スウェーデンにも“脱力系”があったのは驚きですが、
余りにも脱力が過ぎると、移民政策の行き過ぎで、
スウェーデンがグズグズになってしまうので、ご注意くださいね!!

※この後追記で紹介しようと思ったものがありましたが、
次回の記事でご紹介いたします!!

《転載終了》
posted by Satos72 | ┌ スウェーデン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月18日

アルバニア初のアニメーション / 最近のアニメーション / アニメーション映画祭など

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11250137600.html
2016年12月18日

《転載開始》

久々のアルバニアのアニメーションです。

以前ご紹介したのは、8年も前です。

・クルミのために(Per nje arre)
・キツネとハリネズミ(Dhelpra dhe Iriqi)
・ふたりの客(Dy gosti)
・チュフォスにおきたこと(Ndodhite e Çufos)
・まほうの花(Lulja magjike)
アルバニアアニメ特集(Albanian Cartoons)
2008年10月18日

・ヤギとオオカミ(Kecat dhe Ujku)
・勇敢なギシュト(Gishto Trimi)
アルバニアアニメ特集2(Albanian Cartoons 2)
2008年10月20日

・ウサギとカメ(Breshka dhe Lepuri)
・ライオンとネズミ(Luani dhe Miu)
アルバニアアニメ特集3(Albanian Cartoons 3)
2008年10月20日

・エディとノート(Edi dhe Nota)1980
エディとノート(EDI DHE NOTA)1980
2009年6月6日

以前アルバニアのアニメーションを紹介した時に
YouTubeに上げられていたアルバニアのアニメーションは、
鎖国時代の物資に乏しかった頃のものばかりで、
技術的にも内容的にもそれなりにクオリティが低かったです。

セル画と思われるものもありますが、やはり、
切り絵アニメーションと思われるものが大半です。

少しずつパーツを動かして撮影するだけですから、
お金も掛かりません。

同じ様な政治体制である北朝鮮のアニメーションは逆に、
身の丈に合わないくらいに高クオリティでしたが。
(収容所送りにされない為に必死で出来の良い物を作ってるのか?)

Gisht trimi.jpg

Gishto trimi 2.jpg

Gishto trimi 3.jpg
勇敢なギシュト(Gishto trimi)1979年
絵本の中から飛び出してきた、
猟銃?を持った小人のキューピーちゃんの様なギシュトが、
キツネに襲われているリスを助けようとする。
懲らしめられたキツネは、クマに相談して復讐を企てますが…。

可愛い絵柄なのに内容が物騒というミスマッチは、
アルバニアのアニメで幾つか見た事あります。

「子どもに見せても大丈夫なのかよ!」
な内容は、
「やはり日本人とは感覚が違うわぁ」
と思わずにはいられません。

ちなみに女の子が、
ヘンリー・ダーガーの絵に出てきそうだなと一瞬思いました。

Breshka dhe lepuri.jpg

Breshka dhe Lepuri 2.jpg

Breshka dhe Lepuri 3.jpg
ウサギとカメ(Breshka dhe Lepuri)1986年
鎖国時代のものにしては珍しい、
セル画のものと思われるアニメーション。

野外映画上映会の最中、雨が降り出してきて、
ズブ濡れになったウサギは風邪を引いてしまい、
カメの用意したパーティには出られなくなってしまいました。

という内容で合っていますかね?
イソップ寓話の「うさぎとかめ」とは違う様です。

それにしても、キャラクターがあまり可愛く無い(苦笑)。

Nje ndodhi ne stan.jpg

Një ndodhi në stan 2.jpg
スタンでの出来事(Një ndodhi në stan)1984年
リアルシリアス志向のアニメーションもありますが、
これも切り絵アニメの様です。
2008年当時既に知っていましたが、
可愛いアニメばかりを物色していたため敢えて無視していました。

羊飼いの男が、狼を他の牧羊犬と共に育てる事になったが、
或る夜に野生の狼の遠吠えを聴いたその狼は、
野生に戻って行ってしまった…。

リアル志向なだけあって、
体の動きをいい加減にしていないのが好感持てます。

因みに「stan」は固有名詞なのか何か意味があるのかは不明。





アルバニアのアニメーションを立て続けに調べていた当時から、
民主化された後に制作されたアルバニアのアニメーションが
YouTubeに無いかどうか探してみたんですけど、中々出てこなかった。
暫くしてから、民主化後、というか、つい最近に制作されたと思われる
アルバニアのアニメーション?が出ているのを発見したのですけど、
何だか、イスラム教の要素の強いものばかりだったので、
もっと宗教色が薄いものを求めていた私は残念に思いました。

というか、もしかしたら、
元々はアルバニアのアニメーションではなく、
イスラム圏のアニメーションを
アルバニア語に翻訳しただけかも知れない。

字幕が、元からあったものではなく、後付けした様な感じですし。

いずれにしても、何だかよく分かりません。

ちなみに、アルバニアは、
鎖国時代に無宗教国家を宣言していたとは言うものの、
昔、オスマン帝国に支配されていたという歴史的経緯から、
ムスリムは少なく無いようです。

民主化後の、何とか見応えあるアニメーションを探そうとしましたが、
あるにはある様なのですが、YouTubeには出ていなかったりして、
ご紹介できません。

そんなわけで、今回も、
アルバニアの古いアニメーションのご紹介となります。

まずは、「アルバニア初」のアニメーションから。





少女とガチョウ(1975年)
Vajza me pata
Vajza me pata - AQSHF

Vajza me pata.jpg

・監督(Ragjia)
エサット・ムスリウ(Esat Musliu)
・脚本(Skenari)
アストリット・ビシュチェミ(Astrit Bishqemi)
・制作所(Producent)
アルバニア映画スタジオ(Kinostudio Shqiperia e Re)
・時間(Kohëzgjatja)
20分(min)

記念すべき、アルバニア初のアニメーション!!

人形アニメですね。

残念ながら、映像はYouTubeに出ていない様です。

後述する「ザナとミリ」が
アルバニア初のアニメーションと言われていますが、
WikipediaやAQSHFなどのサイトでは、
このアニメーションが先に紹介されているので、
恐らくこちらがアルバニア初なのでしょう。
List of Albanian animated films of the 1970s - Wikipedia English





ザナとミリ(1975年)
Zana dhe Miri
https://www.youtube.com/watch?v=j_CH9LTeaxE


Zana dhe Miri.jpg

・監督(Regji)脚本(Skenari)
ヴラシュ・ドロボニク(Vlash Droboniku)
トミ・ヴァソ(Tomi Vaso)
・制作所(Producent)
アルバニア映画スタジオ(Kinostudio Shqiperia e Re)
・時間(Kohëzgjatja)
7分(min)

平面的なアニメーションとしては、
この作品が初のアルバニアのアニメーションの様です。

やはり切り絵アニメです。

「少女とガチョウ」と同年ですね。

凄い気になった所は、主人公の少年少女達の風貌が、
如何にも東アジア系を彷彿とさせる切れ長の目なところ。

アルバニア人の風貌は概ね、
日本人の目には整った顔立ちが多いという印象なのですが、
このアニメーションの登場人物は、どういう訳かモンゴロイド風。
しかも無表情で怖い。

絵心無い人に無理矢理描かせたっぽい?

初アニメというだけあって、技術が稚拙なのは否めないですが、
一生懸命作ろうとしているのは伝わってくる気がしました。

「ザナとミリ」には、
「Lisharesi」(1976年)
という続編もありますが、
(監督脚本を手掛けたのは別の人)
タイトルの意味がよく分からない上に、
木に浮かび上がる顔がやはり怖い。

その代わりザナとミリは、整った顔立ちに描かれています。

Lisharesi.jpg

「木も大事にいたわってネ」
というメッセージ性はちゃんと伝わって来ましたけど、
アニメーション技術は凄い下手です。





とうさんをさがすこぐま(1981年)
Arushi kerkon babane
https://www.youtube.com/watch?v=zWphV2vzUR4


Arushi kerkon babane 1.jpg

Arushi kerkon babane 2.jpg

・監督(Ragjia)
トニン・ヴクサ二(Tonin Vuksani)
・脚本(Skenari)
ガチョ・ブシャカ(Gaqo Bushaka)
・制作所(Producent)
アルバニア映画スタジオ(Kinostudio Shqiperia e Re)
・時間(Kohëzgjatja)
6分(min)
Arushi kerkon babane - AQSHF

技術的にも内容的にもショボくなく
キャラも適度に可愛いものを、
と思って見つけたアニメ。

コレで一番マシなレベルかも知れません。





VFLPのスローガン(1989年)
Parrulla VFLP
https://www.youtube.com/watch?v=H7vW62wBuyg


Parrulla VFLP.jpg

・監督(Ragjia)絵(Piktor)
ゲズィム・チェンドロ(Gezim Qendro)
・脚本(Skenari)
ブヤル・カペヂウ(Bujar Kapexhiu)
・制作所(Producent)
アルバニア映画スタジオ(Kinostudio Shqiperia e Re)
・時間(Kohëzgjatja)
8分(min)
Parrullat - AQSHF

YouTubeに上がっているアルバニアのアニメで、
技術的クオリティが悪くなくて尚且つ切り絵アニメでないもので、
民主化以降のものを、と思って見つけたアニメーション。

しかし、民主化は1990年なので、あと1年惜しい。

「VFLP」というのは何かの略称だと思うのですが、
何の略なのか?どうにも分かりませんでした。

少なくとも、政治諷刺的な内容なのだなというのは分かりますが、
具体的内容までは分かりません。

民主化以降のアルバニアのアニメーションは、
幾つもあるにはあるのですが、軒並みYouTubeに出ていなくて、
まともに試聴できません。
List of Albanian animated films of the 1990s - Wikipedia English

検索しても、まともに情報が出てきません。





AniFest Rozafa 2015.jpg

アルバニアにも、アニメーション映画祭というものはあります。

アニフェスト・ロザファ(AniFest ROZAFA)
というものです。

公式サイト
http://anifestrozafa.org/

↓2016年度のポスターですが…

AniFest ROZAFA 2016.jpg

日本の自動車メーカーのスズキがスポンサーになっていて驚き!!

しかもこの年は、ロザファ(アルバニア北西部)ではなく、
ジロカストラ(Gjirokastër)(アルバニア南部)で開催されているようです。

Twitter内でアルバニアのアニメの事を検索してみると、
この映画祭に日本人作家も出場しているらしいというのを
確認出来ます。

そんなわけで、
余り大した事無いアニメーションばかりだったかも知れませんが、
相変わらずの内容多目の記事を書かせて戴きました!!

《転載終了》
タグ:アルバニア
posted by Satos72 | └ アルバニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
リンク集