2017年08月16日

竜の絨毯(Վիշապագորգ, 2008)アルメニアのアニメーション

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11135447762.html
2012年11月3日

《転載開始》

竜の絨毯 Վիշապագորգ 2008.jpg

ラテン文字表記
Vishapagorg
キリル文字表記
Вишапагорг

・監督(Ռեժիսոր)
・脚本主任(Սցենարի հեղինակ)
ガヤネ・マルティロスィヤン
(Գայանե Մարտիրոսյան:Gajane Martirosyan)
・制作会社(Արտադրող ընկերություն)
国立アルメニア映画センター
(Հայաստանի ազգային կինոկենտրոն)
http://ncca.am/producing/view/article/112
http://www.ncca.am/producing/view/article/29

アルメニアの動画サイトと思われる所に、映像が出ていました。
こちらは、一部だけ↓
http://www.memocast.com/media.aspx?id=119134982
こちらは、全部視聴できますが↓
視聴し終わった後、
続編『竜の絨毯の秘密』(Վիշապագորգի գաղտնիքը, 2009)(後述)
の映像が視聴できます。
Վիշապագորգ և Վիշապագորգի գաղտնիքը (մուլտֆիլմ) - Armtorrent

犬のおじさんの目の前で、発破により飛んできた岩の衝撃で、
岩だと思っていたものにひびが入るが、
実は竜(恐竜ではないようだ)の卵だった!!

その卵から誕生した竜の子は食いしん坊で、
草や果物等をどんどん食べていくが、
体がどんどん大きくなって行く上に、行く先々で迷惑がられてしまう。
犬のおじさんは、竜の子をかばい、助けていくが・・・。

◎タイトルの意味
最初、タイトルの意味が不明でしたが、
アルメニア文字表記をラテン文字や
ロシア文字に変換して検索を掛けた所、
アルメニア絨毯(Հայկական գորգ)
の一種で竜に因んだものらしい事が判明!!
ココで初めて、オチの絨毯の意味が分かりました。
http://www.armsite.com/rugs/rshow.phtml?slide=16
地元に因んだ内容だったのですね。

西方言では、有声が無声に、無声が有声に変化するので、
「ヴィシャパゴルグ」を「ヴィシャバコルク」と発音するのかも知れません。

更に詳しく調べてみると、
「Վիշապ」(ヴィシャップ)というのは、
アルメニアのドラゴンの事だそうです。
何と、日本語で解説している頁を発見!!
ヴィシャップ - 幻想動物の事典suppl.
Vishap - Wikipedia, Deutsch
「գորգ」(ゴルグ)というのは、
アルメニア語でカーペット(絨毯)を意味します。
գորգ - Wikipedia, Հայերեն

◎作品の所見
アニメーション処理は、とても丁寧で細かいです。
小国ながらも、アニメーション制作には拘りを見せています。

また、絵柄にも独自性(オリジナリティ)を感じます。
アルメニアアニメーションの巨匠、ロベルト・サハキャンツの絵柄と
通ずるものを感じました。

竜の子が生まれて直ぐ喋る所に突っ込み所を感じましたが、
話の筋は中々良いと思います。
前述の続編『竜の絨毯の秘密』は、前作とは舞台が異なり、
異世界での大冒険といった感じです。
こちらも、なかなか見応えありです!!
アルメニアン・カーペット作りの美女の作った魔法の絨毯や、
魔法の毛糸玉が活躍します。

それから、このアニメーションの監督、脚本を担当したのは、
以前紹介したアルメニアの人形アニメ『カエルの発明家』と同じ人です。
下の【関連エントリー】のリンク先からご覧ください。



【関連エントリー】
カエルの発明家(Գյուտարար գորտը)1982
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11135442860.html

《転載終了》
タグ:アルメニア
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2017年08月13日

スタート!(START!)ウクライナのシリアル食品

https://ameblo.jp/sekaino-television999/entry-11599847965.html
2013年8月25日

《転載開始》

Start! Лантманнен 1.jpg

Start! Лантманнен 2.jpg

サッカー編
話の展開が、『ケロッグ・コーンフロスト』のCMそのまんま?


http://www.youtube.com/watch?v=noGn5-o7jcc


宇宙人誘拐編
宇宙人が、
一人の地球人の少年をターゲットに捕まえようとしますが・・・。
BGMが、『ザ・ピーナッツ』の『恋のバカンス』『恋のフーガ』
等を彷彿とさせるレトロな雰囲気?
http://www.youtube.com/watch?v=YHBYEVLryws


ウクライナのシリアル食品の、
CGアニメーションによるテレビコマーシャル。

公式サイト
http://www.start-ukraine.com/

ケロッグの『トニー』に相当するライオンの子が主人公。
少年が『START!』を食べようとすると、
ライオンの子が箱から飛び出してきて、
積極的な行動に誘おうとします。

つまり、食べるとポジティヴになれるよ、みたいな?

ラントメネン(Lantmännen, Лантманнен)

という会社だそうですけど、調べてみると、
スウェーデンの農業組合が起源だそうです。
Lantmännen - Wikipedia

しかし、主にウクライナやロシアなどに限定されている様で、
スウェーデンでも販売されているのかどうかは不明。

大きく分けて『START!』『AXA』『AMO』と種類があり、
前者は朝食用シリアル、中者はミューズリー、
後者はポリッジ(燕麦粥)。

ラントメネンは現在、
デンマークに本社を置いて『ラントメネンユニベイク社』と名乗り、
日本では『株式会社ユニベイクジャパン』として出発し、
株式会社ニチレイを通じ、
欧州のパン類の販売を行っているそうです。
http://unibakejapan.com/company



おまけ
『アクサ・ハルモニー』(AXA Harmony)
のテレビコマーシャル
http://www.youtube.com/watch?v=iNyLeJLBpec




【追記】2017/8/21
その肝心のシリアル食品のマスコットとパッケージデザインです↓
(画像が小さくてすいません…)
Start!_3.png
Производство продуктов питания | ЛАНТМАННЕН АКСА

マスコットのライオンにも異なるデザインがあり、
また、マスコットにはライオンだけではなく、
シマウマやアライグマ?もいたりします。

《転載終了》
posted by Satos72 | └ ウクライナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月09日

コンドリート(Condorito)チリの漫画・アニメーション

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11397289260.html
2012年11月7日

《転載開始》

Condorito(チリ).jpg

・原作
レネ・リオス・ボエティヘール(ペポ)(René Ríos Boettiger)

・制作会社
グラ・フィルム(Grafilms)

・放送局
13チャンネル
(チリ・カトリック大学放送局)
Canal 13
(Corporación de Televisión de la Universidad Católica de Chile)
スペイン国営放送局
Televisión Española

【資料】
Condorito ( 1949 - )
René Rios Boettiger (1911-2000)
Cortos animados de Condorito de los 80 | Condorito en Sofoca
Condorito(historieta) - Wikipedia, Español

http://www.youtube.com/watch?v=bn3xOZVC52I


2年程前、ラテンアメリカのアニメーションを
色々ネット上で物色していたのですが、
その時に見つけた、チリの人気漫画・アニメ。
しかし、当時既に日本語で紹介している方が何人もいたため、
積極的に紹介するのを控えていました。
そしたら、あっという間に2年も過ぎてしまったため、
今頃になって取り上げました。

コンドリートは1949年に誕生しているので、かなり古いですね。
コンドリートが、コンドルがモデルの獣人である事は、
ルックスや名前からして明らかですが、
チリは『アンデスコンドル』を国の象徴とし、国章に用いました。
そんなわけで、チリ的なものを意識して作られている
というのがわかると思います。

上にリンクした【資料】の、
一番上のアドレス先の日本語解説によると、
『ワッソ』(Huaso)と呼ばれるチリの農民と、
コンドルを掛け合わせた(ような)キャラクターだったとか。
それが後に、現在のデザインに変更されたとのこと。
初期のコンドリートのデザイン↓
condorito_2.jpg
condorito1949.jpg
履いているサンダルは、『オホタ』(Ojota)といい、
ワッソの履くサンダルだとか。

『ワッソ』を一言で説明するのは難しいが、アメリカのカウボーイ、
オーストラリアのストックマン(Stockman)、
メキシコのバケーロ(Vaquero)やチャーロ(Charro)に近い、
田園人で優れた騎手なのだとWikipediaに出ています。
ウアッソ - Wikipedia

チリ的なローカル漫画ではありますが、
後にチリ特有の言葉を避ける事で、
他のスペイン語圏の国の人にも理解出来る様にして
それらの国々に進出する事で、
チリ以外の国でも大人気を博する事が出来たとのこと。
ラテン系の気質を忠実に表現しているため、
大勢の共感を得たようです。

不思議に思ったのは、コンドリートのアニメに関する情報が、
余りまともにネット上に出ていない事。
【資料】の3番目のリンク先や、Wikipedia『Condorito』の
『Adaptaciones a otros medios』の項目に僅かに出ていますが、
分からない事が多い。
1980年代前半頃(1983年?)に、
月曜日から金曜日か土曜日にかけて、
ショートアニメが放映されていたらしい事までは分かりました。
『Grafilms』という制作会社について
ネットで検索しても出てきません。
恐らく今は存在しないと思われます。

最近では、実写とアニメーションの融合や、
CGでアニメーションが作られている所まで分かりましたが、
それらに関する詳細情報は見つけられませんでした。

個人的にとても気になったのは、
コンドリートには『コネ』(Coné)という名前の甥っ子がいて、
1984年のロスオリンピックのマスコット、
『イーグル・サム』(Sam the Olympic Eagle)
に妙にルックスが似ているのですが、
ヘソ出しルック(恐らく意図していない)
している所も共通しています。
イーグルサムの公式イラストにも、
腹出しルックが幾つかあるので
(バレーボールやホッケーなど)。
勿論、コンドリートの方が遥かに先ですけど。
condorito_5.jpg
Coné screenshots, images and pictures - Comic Vine

作者のボエティヘールは、
『ペポ』(Pepo)というペンネームで漫画を描いていた
様ですが、惜しくも2000年に逝去しています。
しかし、生まれが1911年で今生きていると101歳なので、
いずれにしても長生きなわけですけど。

『テビトのメニュー』(El Menú de Tevito)という番組にて、
聞き手のペドロ・カルクロ(Pedro Carcuro)と対談するコンドリート↓
>実写とアニメーションの融合が中々面白い!!
スペインの『牛追い祭』や、レーニン像倒壊など、
世界中のニュース映像に、
コンドリートをアニメーションで差し挟む大胆さ!!
『テビト』というのは、メガネを掛けた白い犬のマスコットキャラ。
http://www.youtube.com/watch?v=VG50e685RzA


condorito_3.jpg

『テビトのメニュー』(El Menú de Tevito)公式サイト
チリ国営放送(Televisión Nacional de Chile)
El Menú de Tevito - TVN

『Cuarto Poder』という番組によるコンドリート紹介映像↓
着ぐるみのコンドリートや、実写とアニメーションの融合映像もでてくる!!
Cuarto Poder - ( Condorito del Mundo ) - Ustream

『Sofoca』というサイトの『コンドリート』の頁↓
『ラテンアメリカ風オデュッセイア』(紙芝居的なアニメーション)
Fanstuff: Condorito en "una odisea latinoamericana" - Sofoca
『小さなコンドル』(コンドリートの浮世絵風のパロディ画)は傑作!!
烏天狗を基にして描いたのでしょうか?
確かに、コンドリートはカラス天狗っぽいですね。
condorito_4.jpg
Fanstuff: 小さなコンドル | Condorito en Sofoca



【追記】
厳密には、最初登場した時に、
ワッソの格好をしていたという事で、
後に現在の様なデザインに変わったという事です。
舌足らずでした。
本文にその旨追記し、
初期のコンドリート画像へのリンクを追加しました。

【追記2】2017/8/20
リンク貼り直し
2枚目以降の画像追加

《転載開始》
posted by Satos72 | ├ チリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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