2017年02月19日

フォキ・オットー(Foky Ottó)の人形アニメーション

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12247444668.html
2017年2月17日

《転載開始》

ハンガリーは、日本でも存在感の大きい国ですが、
意外とそのアニメーションについて日本で余り語られていない印象。

ハンガリーについて日本で語られる場合、
クラシック音楽が多い印象(「ハンガリー舞曲」とか)。

絵画では、ムンカーチ・ミハーイ(Munkácsy Mihály)とか。

弊ブログでもたまにハンガリーのアニメーションを紹介していますが、
他の日本の方が紹介している事が極めて少ない。

ハンガリーのアニメーションを紹介している日本のサイトがありますが、
せいぜいそこ位だったり。

そんなわけで、久々のハンガリーアニメーションです。

TV maci_1.jpg
Minden, amit tudni akartál a TV Maciról - Style.hu

1964年に放送開始された(1963年という情報もあり)、
『おやすみまえのおはなし』
Esti mese
という夜の子ども番組に、
「星の王子さま」を彷彿とさせるパジャマを着た、
『テレビこぐまちゃん』
TV Maci
というキャラクターが人形アニメーションで出てきます。
TV Maci - Wikipedia Magyar

この寝ぼけ眼の表情がたまらないです!!

「ミーシャ」(Олимпийский Мишка)
「コラルゴル」(Colargol)
辺りがお好きな方は絶対注目した方がいいですよ!!

人形アニメーションの作者は、
フォキ・オットー(Foky Ottó)と言いますが、
残念ながら、2012年にお亡くなりになられています。
享年85なので、長生きと言えば長生きですが。
Foky Ottó - Wikipedia Magyar

で、お亡くなりになられる少し前に撮影されたと思われる、
ハンガリーのテレビ番組の映像が、YouTubeに出ておりました。
https://www.youtube.com/watch?v=1aIuRA2dr5M


TV maci_2.jpg

TV maci_3.jpg

実はですが、
私がフォキ・オットーのアニメーションを初めて知ったのは、
もっと以前なのですが、この仔熊ではありません。

Foky Ottó.jpg
Index - Kultúr - Meghalt Foky Ottó animációsfilm-rendező - Index.hu

『リスのミシのぼうけん』(1980年)
Misi Mókus kalandjai
というのですが、真ん中に立っている人形がそれです。
(それにしてもオットーさん、渡辺宙明に似ている?)

テルシャーンスキ・イェージ・イェネー(Tersánszky Józsi Jenő)
作の物語が原作。

https://www.youtube.com/watch?v=xwdvnH7FjJA


Misi Mókus kalandjai_1.jpg

このキャラクターを初めて見た時、
絶対に日本人にウケると思いました。

拡散力のある方がTwitter辺りで紹介すれば、
メジャーになる気もします。

それと、オットーさんと一緒に写っている人形の一番右のは、
『ネコのミール=ムールのぼうけん』
Mirr-Murr kandúr kalandjai
シリーズの主人公、ミール=ムールくんです。

物語の作者は、チュカーシュ・イシュトヴァーン(Csukás István)です。

Mirr-Murr.jpg
Mirr-Murr kandúr kalandjai 3.évad 01.rész, mirr, murr - Videa

話を元の『テレビこぐまちゃん』に戻しますと、
『おやすみまえのおはなし』には、
他にも幾つか熊が出てくる様です。

TV maci_4.jpg
tvmaci - Bálint Ágnes honlapja

熊の女の子と思われますが、大胆ですね!!

ケモロリが反応しそうです(?)。

昔は女の子のパンチラ描写が普通にありましたし、
大らかな時代だったと言えば言えます。

今では「まなざし村」がどうのこうので叩かれるのでしょうか?

初めは、黄緑色のパジャマのこぐまと同一キャラなのかと勘違いし、
実は女の子だったのか?と思ってしまいました。

『おやすみまえのおはなし』は現在も続いているのかどうかは不明ですが、
最近のものと思われるものがYouTubeに出ており、
子熊の兄妹になっています。
https://www.youtube.com/watch?v=2HJIyUTXPQQ


TV maci_5.jpg

フィッシャー・フェレンツ(Fischer Ferenc)という人が制作したそうです。

ちなみに、兄のこぐまを見て、
自作の漫画『熊太くん』を思い出してしまいました…。

熊太君 大人編@ ダメ男なりにガンバルッ!! 2015.7.7 - 部分.jpg
【漫画】熊太君 大人編@ ダメ男なりにガンバルッ!!
(2015年7月8日)

おあとがよろしいようで…。

《転載終了》
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2017年02月15日

『人間の悲劇』アニメ版(Az ember tragédiája)ハンガリーのアニメーション

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11482871229.html
2013年3月4日

《転載開始》

Az ember tragédiája_1.jpg

【原作】(Író)
『人間の悲劇』(Az ember tragédiája)
マダーチュ・イムレ(Madách Imre)
【監督】(Rendező)
【脚本】(Dramaturg)
ヤンコヴィチ・マルツェッル(Jankovics Marcell)
【スタジオ】(Gyártó)
アルテアム製作所(Arteam Produkciós Iroda)
フォーカス・フォックス・スタジオ(Focus - Fox Studio)
コダック映画研究所・ハンガリー(Kodak Cinelabs Hungary)
ハンガリー映画研究所(Magyar Filmlaboratorium)
ハンガリー漫画映画製作所(Magyar Rajzfilm Produkciós Iroda)
パンノーニア映画スタジオ(Pannónia Filmstúdió)

【公式サイト】mozinet
http://www.mozinet.hu/index.nof?o=0&nyelvid=1&k1=105&k2=143
【資料】
Az ember tragédiája (2011) - IMDb
Jankovics Marcell (rendező) - Wikipedia Magyar

予告編(Trailer)
http://www.youtube.com/watch?v=5B0HqbHfcBg


ハンガリーの文学者、マダーチュ(マダーチ)・イムレ
によって1862年に発表された『人間の悲劇』を、
以前紹介した長編アニメ『白馬の子』(Fehérlófia, 1981)
を監督した、ヤンコヴィチ・マルツェッル(マルツェル)が、長編アニメ化。

私の調べた限りによる、唯一の日本語での紹介記事↓
アニメ『人間の悲劇』(ハンガリー文化センター)
http://src-hokudai-ac.jp/hungary/tips/amulthet20121009-1015.html
『人間の悲劇』については内容を知らなかったのですが、
上のリンク先の頁によって、粗筋が分かりました(ネタバレ注意!!)。
「ハンガリー文学の金字塔」だそうで、
今岡十一郎によって翻訳もされているそう。

物語は、失楽園(アダムとイヴ、ルシファーの追放)から始まる。
神から見放された三人は、人類の各歴史を旅してゆく。
ルシファーはアダムのよき相談役として、
イヴは希望の象徴として描かれる。
アダムは、人間の偉大なる進歩、進化の可能性を夢見ていたものの、
人間の辿る歴史を見ていくと、偉大さではなく、
悲劇に見舞われている事を知る事になり、絶望感に陥る!!しかし・・・

非常に重い哲学的な内容なのですが、それが、
ヤンコヴィチによって、1988〜2011年という長い年月を掛け、
それなりの高い完成度をもって完成されたそうです。
まず、脚本は1983年に書かれたそうで、それも合わせれば、
30年近くも掛けられたわけです。

15に分けられた各歴史が、それぞれ異なるタッチ、色彩によって描かれ、
非常に視覚に訴えられた作品となっているそうで、
工夫がとても凝らされている力作です!!

ハンガリー国際アニメーションフェスティバルで
金賞(Az Arany Pálma)を受賞したそうですが、
その「ハンガリー国際アニメーションフェスティバル」
の具体的な名称がよく分かりません。
恐らく『ケチケメートアニメーション映画祭』>
(Kecskeméti Animációs Filmfesztivál, KAFF)と思われますが、
ネット上の情報が錯綜していてよく分かりません。

いずれにしても、凄い見応えありそうですね!!
全編見てみたい!!

DVD化されています。
Az ember tragédiája (2011) - Blu-ray - dvdbluray.hu
ロシア版(Трагедия человека)
Az ember tragédiája (The Tragedy of Man) (2011) - HDClub



因みに、1969年には『人間の悲劇』が実写映画化されています。
(DVD化済み)

【監督】
スィネタール・ミクローシュ(Szinetár Miklós)
【キャスト】(Szereplő)
アダム(Ádám):フスティ・ペーテル(Huszti Péter)
イヴ(Éva):モール・マリアンナ(Moór Marianna)
ルシファー(Lucifer):メンシャーロシュ・ラースロー(Mensáros László)
Az ember tragédiája - Film Mania
Az ember tragédiája - Madachviziok.uw.hu



【参考画像】2017/3/2

Az ember tragédiája_2.jpg
E küzdés maga – Jankovics Marcell: Az ember tragédiája (2011) - FilmDROID

Az ember tragédiája_3.jpg

Az ember tragédiája_4.jpg

Az ember tragédiája_5.jpg

Az ember tragédiája_6.jpg


《転載終了》
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2017年02月12日

真の英雄たち(Héroes Verdaderos, 2010)メキシコのアニメーション

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11401011293.html
2013年3月7日

《転載開始》

Héroes verdaderos 2010.jpg

【監督】(Dirección)
カルロス・クーリ(Carlos Kuri)
【制作】(Producción)
カルロス・クーリ
【脚本】(Guion)
カルロス・クーリ
リレイ・ロカ(Riley Roca)
【制作所】
白騎士創造制作所(ホワイトナイト・クリエイティヴプロダクションズ)
(White Knight Creative Productions)
http://www.wkp.com.mx/
黄金の道動画(ゴールデンストリートアニメーション)
(Golden Street Animation)
http://www.goldenstreetanimation.com/
【時間】(Duración)
90分(minutos)

【公式サイト】(Sitio Oficial)
http://www.heroesverdaderos.com/

Héroes Verdaderos - Wikipedia, Español
Héroes Verdaderos - IMDb

予告編(Trailer)
http://www.youtube.com/watch?v=JP670leo7hM


メキシコ革命の時代を舞台に、熱き漢たちが戦う長編アニメ!!

昨年(2012)既に知っていたのですが、Twitterで紹介したところ、
凄いアニメだと絶賛されたので、
もっと早く紹介すれば良かったと思いました。
確かに、凄いんですよ。
予告編を見ただけでも、クオリティが高いのが分かります。
メキシコ国内だけというのは勿体無いと思います。
Wikipediaでは今の所スペイン語版しか作成されていないようですけど。

メキシコのアニメを今まで色々と紹介して参りましたけど、
魅力的な個性的溢れる作品が沢山出ています。
今回紹介するのは、
メキシコにとっての歴史的重大事件を描いていますし、
(日本で言えば、明治維新でしょうか。)
アニメーションのクオリティも高いので、その中でも取り分け突出して
注目すべき作品なのかも知れません。

男女の甘く切ない恋愛場面もあります。

で、この作品でとても気になったのは、
絵柄が妙にディズニーっぽいのです。
それもその筈で、ディズニー作品も手掛けたスコット・T・ピーターソン
(Scott T. Petersen)という方が制作に関わっているそうで。

【登場人物】
ミシュコアトル(Mixcóatl)
シャーマ(Xama)
トナンツィン(Tonantzin)
カルロス・ナバロ(Carlos Navaro)
タアツィ(Tahatsi)

「ミシュコアトル」とは、「雲の蛇」の意味があるそうです。
「雲の蛇」とはすなわち「天の川」を意味し、
戦争、狩猟、北極星の神だそう。
トルテカ帝国 - Wikipedia
神様コレクション@wiki - ミシュコアトル
ミシュコアトル - 泉獺の水辺の棲家

「シャーマ」は、よく分からないのですが、
「シャーマン」(巫師・祈祷師)(Xamã)から来ているのでしょうか?

「トナンンツィン」とは、
ナワトル語(nāhuatl)で「我らの母」という意味があるそう。
Tonantzin - Wikipedia, English
ナワトル語 - Wikipedia
ナワトル語は、
メキシコの原住民ナワ族(Nahua)によって話される言語だそう。
ナワ族 - Wikipedia

>勿論、歴史上の人物も色々出てきます。
ミゲル・イダルゴ・イ・コスティージャ
(Miguel Hidalgo y Costilla)
ホセ・マリア・モレロス・イ・パボン
(José María Morelos y Pavón)
イグナシオ・ホセ・デ・アジェンデ・イ・ウンサーガ
(Ignacio José de Allende y Unzaga)
ホセファ・オルティス・デ・ドミンゲス
(Josefa Ortiz de Domínguez)
等々・・・。

日本で言えば、
西郷隆盛、伊藤博文、高杉晋作などが出てくる感じでしょうか。

《転載終了》
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