2016年11月27日

スグス(Sugus)スイスのチューイングキャンディの古いCM

厳密には、スイス発祥のお菓子のCMというだけで、
スイスのアニメーションというわけではございませんが、
便宜上スイスのカテゴリーに入れておきます。

http://ameblo.jp/sekaino-television999/entry-12207316768.html
2016年11月19日

《転載開始》

https://www.youtube.com/watch?v=wfqQPghOCpM



Sugus 1.jpg

Sugus 2.jpg

https://www.youtube.com/watch?v=fnFh3_jRdnA


Sugus 3.jpg

Sugus 4.jpg

スイス発祥の『スグス』というチューイングキャンディがあります。

上から読んでも下から読んでも、って名前です。

カタカナでもアルファベットでもそうです。

今回は、そのCM映像をご紹介します。

マスコットが実に特徴的で、黒い人の胴体が、
スグスを模したと思われる四角い箱の様になっています。

CMには、熱帯を舞台にしたものが多く、マスコットが黒い人なのは、
それになぞらえているのかも知れませんが、
頭の上の毛が直毛なので、黒人ではないと思われます。

一番上の映像は、ちょっと前にご紹介した、
イーグルサムを起用した「エルマチップス」のCMを制作した、
ダニエル・メスィアス・スタジオ(Estúdios Daniel Messias)
によるものだそうです。
エルマチップスのCMアニメーション - イーグルサム編

実写とアニメーションの融合も多用されていますね。

販促用のグッズの存在も、確認出来ます。
スグスを買って、抽選で当てるものと思われます。

まずは、スグスのTシャツ(1974年)。
あんまり欲しいとは思いません…(苦笑)。

Sugus 5.jpg

それから、キーホルダー(1975年)。

Sugus 6.jpg

フリスビー(1980年)。

Sugus 7.jpg

ランドセルみたいなの。
よく海外のアニメとかドラマで子どもたちが学校へ通う時に背負ってる、
あの平べったいカバンみたいなのってありますけど、
それの特製仕様なのでしょうか?

Sugus 8.jpg

スグスのカード(1981年)。
一見トランプみたいな感じですが、中に四角く穴が空いており、
その穴に当て嵌まる絵を嵌めるゲーム?
一種の神経衰弱みたいな感じでしょうかね?

Sugus 9.jpg

スグスランド(Sugusland)というのですが、
ボードゲームですかね?人生ゲーム?(1983年)

Sugus 10.jpg

それから、比較的新しいCMですが、
四角い胴体の黒い少年だったのが、
四角い胴体の猿になっています。(1988年)

Sugus 11.jpg

黒人差別的な表現であるとして批判されたからなのかは不明。

まあ、表現規制問題は日本だけの問題では無い様ですが。

それにしても、もろに80年代を感じさせるCMですね。

ところで、スグスのマスコットは、
現在は使用されていないようです。

やっぱり、肌の色が黒い人に配慮したのでしょうか?
もっと違うデザインにしていれば良かったような気も…。

スグスの歴史についてですが、1931年に、スイスの、
ショコラ・スュシャール (Chocolat Suchard)
という菓子会社によって生まれました。

Sugus 12.jpg
SUGUS (los negritos de las propagandas bailando! jaja) - Pinterest

名前からして、元はチョコレート会社だった様です。

それが現在では、アメリカの、
ウィリアム・リグレー・ジュニア・カンパニー
(Wm. Wrigley Jr. Company)
から販売されているそうです。
Sugus - Wikipedia

そして、スュシャールの方は、フィリップ・モリスに買収されたあと、
最終的にはクラフトフーズの一部門におさまっているそうです。
ショコラ・シュシャール - Wikipedia

どおりで、スイスの会社の割には、
ブラジルやイタリア、ドイツなど、
その他の国のCMが多いと思ったら、
そういうわけの様でした。
(ここにご紹介したのは、ブラジルとイタリアのCMです)

ショコラ・スュシャールの方も、元は創業が1825年であるため、
興味深いアンティークの広告がとても気になるので、
別の機会にでもご紹介すると思います。
検索用に、「ショコラ・シュシャール」とも書いておきます。

《転載終了》
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2016年03月30日

グロービーと影の強盗(Globi und de Schatteräuber)スイス他のアニメ

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12136592098.html
2016年3月27日

《転載開始》

Globi und die gestohlenen Schatten, 1.jpg
Globi and the stolen shadow - Film Fund Luxembourg

Globi und die gestohlenen Schatten, 2.jpg
Globi and the Stolen Shadows - New Movies on DVD

《独語題》
Globi und de Schatteräuber
(グロービーと影の強盗)
《英語題》
Globi and the Stolen Shadows
(Globi und die gestohlenen Schatten)
(グロービーと盗まれた影)

【監督】
ロビ・エングラー(Robi Engler)

【脚本】
ピーター・ローレンス(Peter Lawrence)
アンゲラ・シュターシャイト(Angela Stascheit)
※読みはこれで合っているのか自信はありません

【制作会社】
ファーマ・フィルム(Fama Film) - スイス
インパルス・エンターテインメント(Impuls Entertainment) - スイス
アイリス・プロダクション(Iris Productions) - ルクセンブルク
モーション・ワークス(MotionWorks) - ドイツ

【制作・公開年】
資料によって、2001年、2003年、2005年と食い違いあり。

【資料】
globi & the stolen shadow - Ptd.lu
Globi und der Schattenräuber (2003) - IMDb

《公式サイト》
http://www.globi-derfilm.de/

予告編(Trailer)
https://www.youtube.com/watch?v=8Gyhe1t5fcM


スイス、ドイツ、ルクセンブルクによる長編アニメーション。

【極私的漫画史】漫画的表現の源流を独自に探る試み - その4
の記事で、コマ割り漫画の祖と言われている、
ロドルフ・テプフェール(Rodolphe Töpffer)の、
「箱男」(?)を紹介している記事を見つけ、
Der Schweizer Comicpionier - News Kultur: Bücher - bernerzeitung.chBücher
それについて色々と調べていると、
「Globi」(グロービー)という単語があり、
それを画像検索してみたところ、
上半身裸の鳥(カラス?)の獣人のイラストが>
大量に出てきて驚きました。

Globi 1.jpg
Globi – Buchmesse Olten

チリの漫画「コンドリート」(Condorito)や、
ロサンゼルスオリンピックのマスコット、
「イーグルサム」(Sam the Olympic Eagle)
を思い出します。

コンドリートについては、弊ブログで既に記事にしています。
コンドリート(Condorito)チリの漫画・アニメーション
2012年11月7日

一部で人気の漫画なんだろうなと思って更に調べてみると、
どうやらスイスの人気漫画だというのが判明しました。

Wikipedia英語版には、
「Switzerland's Mickey Mouse」(スイスのミッキーマウス)
と呼ばれていると出ています。
Globi - Wikipedia English

地元スイスではよく知られた人気漫画なのでしょうけれど、
日本では殆ど知られていない様で、ブログなどで、
かろうじて紹介している方が何人かいらっしゃる程度。

しかし、グロービーは1932年に誕生しているそうで、
80年以上の歴史があるわけです!!

1907年に創業された、
グローブス(Globus)というデパートの創業25周年記念に、
同デパートのマスコットとして誕生したそうですが、
それが、スイスの国民的漫画になってしまったそうです。

「グロービー」の名前が、
「グローブス」から来ているのだなというのが、
何となく分かります。

作者は、ロベルト・リップス(Robert Lips, 1912-1975)ですが、
生年からして二十歳くらいでグロビを描き始めたわけです。
Robert Lips - Wikipedia Deutsch

こちらは初期のグロービーでしょうか↓

Globi 2.jpg
20 Minuten Online Bildstrecke - Happy Birthday, Globi

人気というからには、アニメ化されている筈だと思い、
調べてみたらやっぱりありました。

それが、今回紹介のアニメーションなのです。

内容についてですが、
《自称》ロックスターのルシンダ(Lucinda)とベンジー(Benji)
が主役の様です。

ベンジーの影が、マエストロ(Maestro)によって奪われ、
ミュージシャンとしての能力が発揮できなくなってしまうのですが、
そのマエストロが、全世界の音楽を支配するために、
世界中の音楽家の影を奪っているのを突き止め、
ゴシック・オペラハウスに乗り込んで、
彼を追跡するというお話の様です。

予告編しか見ていないので、
グロービーがどれ位活躍しているのかは分かりません。





それにしても、
コマ割り漫画の発明者を生んだ土地にしては、
余り漫画とかアニメの話を聞かないので、
スイスのアニメーションの紹介自体も本当に久しぶりです。
スイスアニメ事情
2009年1月4日

複数の国によるアニメーション制作に参加する形としては、
スイスのアニメーションスタジオが、
割と活躍しているのかも知れませんけど。

今回紹介のアニメーションも、スイスだけでなく、
ドイツやルクセンブルクも参加していますし。

7年も前に書いたスイスアニメ記事では、

マックスとそのなかまたち(2007年)
Max & Co

という、スイス初という長編アニメーションを取り上げています。

Max & Co.jpg
Max and Co - pixelcreation.fr

予告編(Trailer)
https://www.youtube.com/watch?v=VUOHfEtxdRs


同アニメーションを紹介している記事(上から新しい順)↓
スイスのアニメ「Max & Co」、双子の兄弟が情熱を結晶 - SWI swissinfo.ch
スイス最高額のアニメに広がる期待 - SWI swissinfo.ch
アニメ祭ファントシュ、ロシアが制覇 - SWI swissinfo.ch





【追記】2016年3月29日
「Globi」は日本では殆ど知られていないだけあって、
正式な日本語表記というものが確立されていません。

「グロビ」「グロビー」「グロービー」表記を確認しております。
(左から使用頻度が多い順)

もし日本に正式に入ってくるとすれば、語感が大事なので、
「グロビー」か「グロービー」になるかと思います。

「グローブス」のマスコットという事を考えると、
「グロービー」表記がより妥当ではないかと思います。

なので、その表記に変更しました。

《転載終了》
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