2017年07月16日

くまさん(Mesikäpp)エストニアのお菓子

http://ameblo.jp/sekaino-television999/entry-11610050698.html
2013年9月9日

《転載開始》

Kalev Mesikäpp 1.jpg

くまさん・ホワイトチョコレート風味スナック
(Mesikäpp valge šokolaad vahvlitükkidega)の宣伝
http://www.youtube.com/watch?v=9xEnCAW3LQ8


くまさん・ドップス(Mesikäpp Dops)の宣伝
ミルククリーム?を挟んだサブレのようです。
http://www.youtube.com/watch?v=1LKMqfEiwtI


くまさん・ウェハース(Mesikäpp vahvlid)の宣伝
http://www.youtube.com/watch?v=KPY93fIDkLI


くまさん・ミルクチョコウェハース
(Mesikäpp piimašokolaad vahvliga)の宣伝
http://www.youtube.com/watch?v=S5Snx3l93sU


1806年創業のエストニアの製菓会社、
カレヴ(Kalev)の菓子シリーズの、
3DCGアニメーションによるテレビコマーシャル。

内容は幅広く、
チョココーティングのコーンアイスまであるみたいです。

カレヴの公式サイト
http://www.kalev.ee/

マスコットである熊の子が、
滑舌よく一人コントでもやっているのでしょうか?

↓他に、おっさん臭い熊もありますが、旧型マスコットでしょうか?
Kalev Mesikäpp 2.jpg

カレヴといえば、
エストニア神話のカレヴ王から採られたのでしょうか?
エストニアには、
国民叙事詩『カレヴィポエク』(Kalevipoeg)があります。

「Mesikäpp」のネイティヴの発音を聴いてみると、
「メジカップ」と聴こえます。
エストニア語には、元々有声音が無いそうです。

発音し易くするために、
「s」が「z」の発音になるという事はよくあります。
例えば、フランス語やイタリア語では、
母音に挟まれた「s」が「z」になったりします。
日本語や朝鮮(韓国)語の語中の言葉が
濁音に変化するというのもあります。

なので、
恐らくそういった理由で濁音になったのではないかと思います。
恐らく有声音と無声音の区別が無いと思うので、
濁っているとかの意識も無いのかも?

でもとりあえず、表記重視で「メシカップ」としておきます。
(※後述する通り「メシカップ」を「くまさん」に変更し、
それに伴い、本文も一部修正しています)

「エストニア語には有声音が無い」といいますけど、
実際に聴いてみると、
「G」などの濁った発音が聴かれたりするので、
「あれっ?」と思います。

「Mesikäpp」には、「蜂蜜足」という意味があるようです。
「Mesi」は「蜂蜜」、「käpp」は「(爪のある動物の)足」だそうです。

↓バスケットボールチーム『BC Kalev/Cramo』の応援をする、
旧型(?)メシカップくん着ぐるみ(ちょっとキモい)。
BC Kalev/Cramo - foorum - Vaata teemat - Mesikäpp !

↓カレヴからは他にも、
人気アニメ『発明村のロッテ』(Leiutajateküla Lotte)
のキャラクターがパッケージに使用されている、
パンケーキの素と思われる製品『Ülepannikoogijahu』も出ています。
Vilma magusate ülepannikookide jahu 500g - Kalev - Tooted
Kalev Leiutajateküla Lotte.jpg

【追記】2016年3月26日
「Mesikäpp」を直訳すると「蜂蜜の足」となるかと思いますが、
コチラのサイトによると、「熊」の意味があるそうです↓
M - JaTik

俗語なのでしょうか?
よく分かりません。

熊は蜂蜜を前足で食べるというイメージがあるので、
そこから来ているのかも知れません。

いずれにしても「メシカップ」を「くまさん」に変更しました。

《転載終了》
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2017年03月22日

エストニア初アニメーション『犬のユックの冒険』がYouTubeに出ていた!!

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11461736997.html
2013年2月3日

《転載開始》

Kutsu-Juku seiklusi 4.jpg

http://www.youtube.com/watch?v=7H5OCE7m05A


・監督(režissöör)脚本(stsenarist)
ヴォルテマル・パッツ(Voldemar Päts)
・制作(produtsent)撮影(operaator)
アレクサンテル・テッポル(Aleksander Teppor)
・スタジオ(Stuudio)
ヨーニス・フィルム(Joonisfilm)

2011年2月10日の記事で紹介した、エストニア初のアニメーション
『犬のユックの冒険』(Kutsu-Juku Seiklusi)
がYouTubeに上げられていた事に、1年以上気づきませんでした。
何と、同年の12月に上げられていたのです。

最初に紹介した時点では、動画サイトに出ておらず、
一部画像がネットに出ているだけでした。

私は、興味の対象が幅広いため、
くまなく情報を得られているわけではありません。
ましてや、日本では殆ど知らない様な情報ばかりなので、
情報提供してくれる人も極めて少なく、
また、情報をよく提供してくれる人から、
私の発見した情報に教えられた、と言われる事も多い。

そんなわけですが、この意外な発見により、
用意していた記事の公開を、1回分ズラす事になりました。



◎作品の所見
『カッコウ』のメロディがBGMとして流れ、無声映画によくあるような、
映像場面と字幕場面が交互に現われる形式。
で、字幕の文字を、弁士が読み上げます。
公開当時も、そのようにして上映したのでしょうか?

キャラクターの動きはぎこちなくゆっくりめですが、
主人公ユックは、首や胴、足等が伸びたり、鼻が取れたりして、
アニメーションとしての面白さを追求しようという姿勢が垣間見れます。
ディズニーの『蒸気船ウィリー』(1928)から未だ3年しか経過しておらず、
手探り状態であったとは思うので、致し方無いでしょう。



◎記念プレート
以前紹介した時は触れませんでしたが、
このアニメーションを記念した金属プレートが、
エストニアの首都、タリンの地面のどこかに埋め込まれているらしい。
その画像がネット上に出ています。
Kutsu Juku seiklusi. Tallinn - Яндекс.Фотки
1931. A VALMIS SELLES MAJAS ESIMENE EESTI ANIMAFILM
≪KUTSU JUKU SEIKLUSI≫
1931年、エストニアで最初のアニメーションがこの家で誕生、
みたいな内容だと思われる。



2011年の秋に『バルト三国記念週間』という催しが行われていました。
その関連イベントの一つとして、>
バルト三国のアニメーション上映会『バルト海の奇妙な果実』が、
東京・阿佐ヶ谷の『アート・アニメーションのちいさな学校劇場』
で行われました。
そのチラシを見てみると、エストニアアニメーションの祖を紹介する映画
『時の王たち』(Aja meistrid, 2008)が上映プログラムに含まれていて、
大いに期待したのですが、
『犬のユックの冒険』の作者ではありませんでした。
エリベルト・トゥガノフ(Elbert Tuganov, 1920-2007)と
ヘイノ・パルス(Heino Pars, 1925-)
の二人の人生を辿ったドキュメント映画です。
『犬のユックの冒険』が制作された時、彼らは未だ子供でした。
彼らは、エストニア人として初めて、
世界中の映画館に作品を届けた作家だそうです。
あくまで、そういう意味でのエストニア初であるなら、納得行きますが。

【追記】2017/3/27
ヘイノ・パルスは、2014年10月4日に死去しています。

《転載終了》

映像が削除されていたので、上げ直し。


私が現地に赴いて撮影した、記念プレートの画像。
フィン・エスト旅行49 - 小.JPG
タグ:エストニア
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2016年08月10日

大きなトゥッル(Suur Tõll, 1980)エストニアのアニメーション

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11563434579.html
2013年6月30日

《転載開始》

Suur Tõll 1980.jpg

・脚本と監督(Käsikiri ja Lavastus)
レイン・ラーマット(Rein Raamat)
・美術監督(Peakunstnik)
ユリ・アッラック(Jüri Arrak)
・作曲(Helilooja)
レポ・スメラ(Lepo Sumera)
・スタジオ(Stuudio)
タリンフィルム(Tallinnfilm)

http://www.youtube.com/watch?v=WDEI06J00nk


エストニア神話のサーレマー島(Saaremaa)の英雄、
トゥッルを描いたアニメ。

このアニメは、幾つかの日本語ブログなどでも紹介され、
ニコニコ動画にも上げられていますが、
後味引く様な強烈なインパクトがあるため、取り上げる事にしました。

台詞が出てこないので(ナレーションが少し出てくる)、
言葉が分からなくても大体内容は分かると思います。
まずBGMが凄くて、何というか、恐らく主人公の名前だと思うのですが、
「トルットルットルットルッ」という歌詞が、口琴の様な響きで、
反響の様に連続していて、呪文の様な、念仏の様な感じで、
ドラッグ効果のありそうな音楽っぽいというか。

レポ・スメラは、現代音楽家として有名ではありますけど。

大友克洋の『AKIRA』が
劇場用アニメになった時のBGM(芸能山城組)とか、
『2001年宇宙の旅』の、
月でモノリスを発見した場面のBGM(リゲティのレクイエム)
とか、『ケチャ』とか、基本的にロマン派クラシックしか知らないので、
これらの譬えが適切かどうかは分かりませんけど、
耳に残る感じで、かなりトラウマになりそうな音楽です。

それから、キャラクターも極めて特徴的です。
頭部の左右から襞が伸びている様な顔とか。

実は、デザインを行ったユリ・アッラックという美術家の作品が
極めて個性的だったので、
いずれ弊ブログで取り上げようと思っていたのですけど、
まさか、このアニメのデザインを担当していたとは・・・。

トゥッルは、人間たちを助けたりしてとても良い巨人だった様ですが、
侵略者との戦いの場面は生々しく残酷的なので、
子供に見せて大丈夫なのかどうか心配です。

この残酷的な場面も、トラウマ的でしょうね。

角の生えた悪魔?の一つの眼球に、
二つの瞳が入っているのも気になります。

実は、エストニアの版画家、エトゥアルト・ヴィーラルト(Eduard Wiiralt)
の『アブサンを飲む人たち』(Absindi joojad, 1933)という木版画の人物に、
一つの目の中に二つの瞳が付いている(重瞳)人物が出ています↓
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11337686196.html
何か関係あるのかどうかは知りませんが。

寺沢武一の漫画『武 TAKERU』にも、重瞳のキャラがでてきましたね
(関係ないですけど)。

眼球に瞳が3つも出ている場面もありますね。
これも印象に残りました。

トラウマな要素がいろいろ込められていて、
つくづく凄いなと感心しました。

因みに、1981年度ヴァルナ国際アニメーション映画祭
(Световен фестивал на анимационния филм Варна 1981)1等賞、
1981年度全ソ連映画祭(Всесоюзном кинофестивале в 1981)1等賞、
1982年度オタワ国際アニメーション映画祭
(Ottawa International Animation Festival 1982)
2等賞などを受賞したとか。

それくらいの内容は絶対あると思います!!

《転載終了》



おまけ画像
Suur Tõll.png
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