2017年04月02日

エヴァ サバの切り身(Eva skuša fileti)クロアチアのアニメーションCM

http://ameblo.jp/sekaino-television999/entry-11778057836.html
2017年4月1日

《転載開始》

https://www.youtube.com/watch?v=D1QeNY1SvQA


Eva skuša fileti_1.jpg

Eva skuša fileti_2.jpg

Eva skuša fileti_3.jpg

Eva skuša fileti_4.jpg

Eva skuša fileti_5.jpg

Eva skuša fileti_6.jpg

Eva skuša fileti_7.jpg

Eva skuša fileti_8.jpg

Eva skuša fileti_9.jpg
Skuša fileti u biljnom ulju Podravka

製造:ポドラヴカ(Podravka)

旧ユーゴスラヴィア時代のものと思われる、クロアチアの、
鯖の切り身の缶詰のCMアニメーションで、
かなり以前からストックしてあったネタ。

もっと面白いネタが次々に出てくるので、
中々紹介できませんでした。

内容といっても、
幼児のおもちゃをオオカミ?が奪ってしまうが、
ポパイがほうれん草を食べた時みたいに、
セイウチがエヴァの鯖缶を食べてパワーアップし、
オオカミを懲らしめておもちゃを取り戻すという、
他愛の無いもの。

現在中年くらいの旧ユーゴスラヴィア人、
或いは、クロアチア人にとっては、
懐かしいCMなのかも知れません。

製造会社の「ポドラヴカ」の製品は、
以前にも当ブログでご紹介しております。

当ブログを立ち上げたばかりの頃(2013年9月6日)にご紹介した、
クヴィキ(Kviki)というスナック菓子です。
クヴィキ(Kviki)クロアチアのスナック菓子

Kviki_1.jpg

Kviki_2.jpg

Kviki_3.jpg

Kviki_4.jpg

Kviki_5.jpg

ここ最近、プライベートがとても忙しくなってしまい、
ブログ記事もそんなに多い分量が書けなかったり、
「いいね」返しもままならなかったりしています。

何卒、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

《転載終了》
posted by Satos72 | ┌ 旧ユーゴスラヴィア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月23日

キチョはいかにして生まれたか(Kako se rodio Kićo,1951)クロアチアのアニメ

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11538902951.html
2013年5月27日

《転載開始》

Kako se rodio Kićo 1951 2 - 小.jpg

・監督(Režija):
・脚本(Scenario):
ヨスィップ・スダル(Josip Sudar)
ドゥシャン・ヴコティッチ(Dušan Vukotić)
・スタジオ(Studio):
虹映画(Duga film

http://www.youtube.com/watch?v=htlySDmdVxY


珍しいアニメーションを見つけたので紹介します。

かなり前に『大集会』(Veliki miting, 1951)
というクロアチアのアニメを紹介しましたけど、当時は、
一部を切り貼りしたダイジェスト版の様な映像しか見る事ができず、
内容がよく分からなかったのですけど、最近検索してみたところ、
全ての映像が動画サイトに出ているのを確認したので、
改めて紹介しようと思った矢先に、このアニメも知ったのです。

で、まずはコチラから紹介したいと思います。

頭頂部に髪がちょこっと生えている波平みたいなおじさんが主人公。
紙とペンによって生まれたばかりなのか?
街の生活に不慣れなためよく分からず翻弄されます。

1951年当時も、電車のラッシュはあったのですね。

絵柄的に、ディズニー辺りからの影響を受けている様に見えますが。
まあ、かの天才、手塚治虫もディズニーから影響を受けていましたから。

気になった所は、内容的にいささか“渋さ”を感じたところ。
子供向けというより、大人の漫画をアニメにした様な感じ?

昔から「アニメは子供のもの」みたいな風潮があるとは思うのですが、
昔のアニメを見てみると、子供騙しには程遠い、芸術性の高いものや、
大人向けっぽいものが少なくない気がするのですが。

例えば、日本でも、戦前に『力と女の世の中』(1933)という、
カカア天下を描いたアニメが作られています。

前述の『大集会』も、労働争議をネタにしたと思われる内容です。

話を元に戻しますが、YouTubeには、全ての映像が出ておらず、
結末が分かりません。
キチョが誕生した秘密とは、一体何なのでしょうか?



作者について調べてみました。
ヨスィップ(ヨシップ)・スダルについてですが、
余り情報が出ていない様です。
Wikipediaの頁も作られていません。
『赤ずきんちゃん』(Crvenkapica)
という1954年の作品が確認できました。

ドゥシャン・ヴコティッチについては、Wikipediaのほかにも、
Dušan Vukotić - Wikipedia
日本語の紹介頁がネット上に出ていました。
ドゥシャン・ヴコティチ - 武蔵野美術大学 美術館・図書館 イメージライブラリー所蔵
武蔵野美術大学の頁です。

生年:1927年2月7日
没年:1998年7月8日
1961年にヴコティッチが監督して制作された『代用品』(Surogat)は、
1962年度のアカデミー短編アニメ賞受賞作品ですが、
アメリカ以外でオスカーを受賞した初の作品として有名だそう。>
代用品 - 武蔵野美術大学 美術館・図書館 イメージライブラリー所蔵



「Kićo」の発音についてですが、
武蔵野美術大学のWeb頁では、
「キコはいかにして生まれたか」という様に、
「キチョ」が「キコ」になっています。

中欧や東欧では、
基本的に「c」は「k」ではなく英語の「ts」の発音をするのです。
主に、スラヴ系言語やバルト系言語でその発音をしますが、
ロマンス語派のルーマニア語では、
「a」「u」「o」は「k」、「i」「e」は「ch」の発音をし、
フィン・ウゴル語派のエストニア語は基本的に「c」は使わず、
恐らく外来語でしか使用しないものと思われます。
(作曲家、キリッルス・クレーク《Cyrillus Kreek》がいます)
「ts」の発音は「ts」表記をします。

「c」にアクセントが付くと、英語の「ch」(口蓋音)となります。
セルビア・クロアチア語には「ć」「č」と2種類の「チ」がありますが、
前者は日本語の「チ」とほぼ同じですけど、後者は、
舌の中程を上口蓋に当てて出す「チ」です。



【修正】2016/10/21
ヴコティチ → ヴコティッチ
ヨスィプ(ヨシプ) → ヨスィップ(ヨシップ)
IMDbによると、スダルもヴコティッチも、
監督と脚本を担当しているそうなので、
その様に修正しました。
Kako se rodio Kico (1951) - IMDb

《転載終了》



動画が削除されていたので上げ直し。
https://www.youtube.com/watch?v=bu2iuGL5xeM


おまけ画像
Kako se rodio Kićo 1951 3.jpg

Kako se rodio Kićo 1951 4.jpg

Kako se rodio Kićo 1951 5.jpg
posted by Satos72 | ┌ 旧ユーゴスラヴィア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

大集会(Veliki Miting, 1951)(2)旧ユーゴスラヴィアのアニメーション

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11538886296.html
2013年7月8日

《転載開始》

Veliki Miting 1951 - 小.jpg

・監督(Redatelj)
ヴァルター・ノイゲバウアー(Walter Neugebauer)
・脚本主任(Sadržajna režija)
ノルベルト・ノイゲバウアー(Norbert Neugebauer)
・脚本(Scenarij)
ミルコ・トリシュレル(Mirko Trišler)
・音楽(Muzika)
エドゥアルド・グロズ(Eduard Gloz)
・スタジオ(Studio)
虹映画(Duga film)
ケレンプホヴスタジオ(Kerempuhov studio)
・時間
20分

【資料】
Veliki Miting (The great meeting) - 1951 - Planum
Veliki miting (1951) - IMDb
Walter Neugebauer - Wikipedija Hrvatski
Walter Neugebauer: Čovjek koji je stripom mislio film - arteist

http://www.youtube.com/watch?v=7XlxtgZiqdc


旧ユーゴスラビアの60年以上も昔のアニメです。

以前にこのアニメを紹介したのは2009年4月1日なので、
もう4年以上も前ですが、
大集会(VELIKI MITING, 1951)旧ユーゴスラビアのアニメ
当時は、一部の映像しか動画サイトに出ておらず、
内容もよく分かりませんでしたが、この記事を書いている時点では、
全部の内容が動画サイトに出ており、内容も大体分かりました。

毛が3本しかない小柄な主人公はジャーナリストで、
編集長の命令で、エンヴェル・ホジャ(ホッジャ)(Enver Hoxha)の主催する
アルバニアの政治的集会に、飛行機に乗って取材に向かいます。

場所は、スカダル湖(Skadarsko jezero)の湖畔なのですが、
その半分はユーゴのもので、もう半分がアルバニアのものとなっています。
(アルバニア語では、シュコダル湖 Liqeni i Shkodrës)

衝撃的なのが、蛙や蚊が、アルバニア人として描かれているところ。
今だったら、表現が問題になっているかも知れません。

それとは対照的に、ユーゴスラヴィアは、
発展しつつある近代都市として描かれています。

セルビアとアルバニアの対立は有名ですが、
恐らくそういった事情が反映されているのだろうか?と。

差別的表現は問題だと思いますが、
ギャグ表現がそこかしこに描かれていて、丁寧に作られ、
サービス精神の旺盛さを感じましたし、何よりもまず、
かなり初期にしては、アニメーション技術も中々高い。



ヴァルターとノルベルトは兄弟だそうですが、
ヴァルターの生涯について
日本語で詳しく紹介している頁を発見しましたので、
リンクさせていただきました。
あの黄色いくまさんを描いた Walter Neugebauerとは(地球の歩き方)
あの黄色いくまさんを描いた Walter Neugebauerとは - 地球の歩き方
ボスニアのトゥズラ(Tuzla)に生まれたヴァルター・ノイゲバウアーは、
才能に恵まれ、14歳で早くも漫画雑誌に投稿し始めたそうで、
『大集会』は、ユーゴスラヴィア初のアニメーションの一つのようです。
(キチョはいかにして生まれたか(Kako se rodio Kićo)も、同年)

彼はさしずめ、「ユーゴスラヴィアの手塚治虫」といった感じでしょうか?

ななななななんと、
あの『ハリボー』(HARIBO)のマスコットキャラである
ゴールドベアー(Goldbären)のデザインが、
彼によるものなのだという!!
Haribo.jpg

しかし、その割には、彼の業績は、欧州でも余り知られていないらしい。

第二次世界大戦後、
政権を掌握したティト(チトー)率いるユーゴスラヴィアは、
ソビエト連邦の衛星国になることを拒絶。
独自の社会主義路線を歩む事になります。

そのため、スターリンのソ連政権と大きく対立しますが、
『大集会』は、そういった政治的事情から生まれた、
ソ連を諷刺的したプロパガンダアニメだそうです。

アヒルは、ソ連の流した虚偽の情報の暗喩と思われ、
翼の形が、文書の形(四角)になっています。

アニメの中にも描かれたエンヴェル・ホッジャについて調べてみましたが、
熱烈なスターリン主義者だったそうで、成程と思いました。

ヴァルターは、1992年に、ミュンヘンで生涯を閉じました。

彼は、もっと評価されるべきではないだろうか!?

《転載終了》



動画が削除されていたので上げ直し。
http://www.youtube.com/watch?v=7Rczvyy5fH8

おまけの画像集

Veliki Miting 1951 - 1.jpg

Veliki Miting 1951 - 2.jpg

Veliki Miting 1951 - 3.jpg

Veliki Miting 1951 - 4.jpg
posted by Satos72 | ┌ 旧ユーゴスラヴィア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
リンク集