2015年08月30日

交通規則をよく守ろうね(교통 질서를 잘 지키자요)北朝鮮のアニメーション

http://ameblo.jp/sekaino-television999/entry-11973834300.html
2015年1月10日

《転載開始》

교통 질서를 잘 지키자요.jpg


第1話
https://www.youtube.com/watch?v=B490kwz1Img


2015年最初の記事は、何と北朝鮮アニメ!!ということで。

今年は一体どんな年になるのでしょうか?

映画「ザ・インタビュー」が何だか話題ですが、
そういうのも何処吹く風、という感じで行ってまいりましょう!!



北朝鮮のアニメは、何と言うか、一種独特なんですよね。

絵柄は何だか、昭和初期みたいな懐かしい感じですし、
(北朝鮮は、大日本帝国をモデルに作られたという説があります)
内容も、子供の教育を目的としたものが多いと見受けられました。

今回紹介するアニメーションも、その内の一つだと思います。

只、勧善懲悪な内容のアニメについてですけど、
悪役の扱いについては、ちょっと、日本人から見てキツイものを感じます。

日本の場合だったら、悪者は最後に酷い目に遭って、
「もうしません」と改心してめでたしめでたし、となるのが通常ですけれど、
北朝鮮の場合は、可愛い顔して、内容が結構暴力的、残酷的で、
悪役の結末が悲惨だったりします。

まあ、“民族性”(或いは、国民性)の違いでしょうか?

それから、デザイン性にやや難ありなのも多少感じます。

『リスとハリネズミ』(다람이와 고슴도치)に太い眉毛のリスさんが、
『かしこいタヌキ』(령리한 너구리)に太い眉毛の熊さんが出てきたりしますが、
その太い眉毛に、妙な違和感を感じるのです!!

「リスとハリネズミ」より、リスの弟↓
다람이와 고슴도치 4.jpg


「かしこいタヌキ」より、くまさん↓
かしこいタヌキ 령리한 너구리 .jpg


形状とか付いている位置が何だかバランスが悪いというか、
可愛いんだけど、何か違う、微妙にズレているという感じ。

お笑い系のキャラでわざとそういうデザインにしたというわけでも無い様です。

最近は見慣れましたが、最初見た時は異様に思えました。

「私だったら、もうちょっとこうするのに」と思ったりしました。

やはり、美的感覚に問題があるのでしょうか?

そういうのを除けば、概ね可愛いと思います。

アニメの話を抜きにして、民族的な色遣いも、
原色みたいな蛍光色みたいなのを好む感じで、
妙に大雑把でギラついていますし、繊細さに欠けるせいなのだろうか?と。
(その美的感覚は、一般的に日本人には合いません)



誤解されたくないのは、別に太い眉毛をバカしているのではないという事です。

私自身、太い眉毛ですし。

大体、太い眉毛をバカにしている人と言うのは、大抵、
時代の流行に安易に流される信念の無い人だったりします。



まあ北朝鮮に限らず、海外のアニメは、
美的センスを疑う様なデザインを見かける事が少なくありません。

最近では、日本のアニメからの影響なのか、
「たかが子供のものなのだから」という感覚でいい加減に作るというのは、
殆ど無い様ですが。



それから、北朝鮮アニメで他に気になった所は、
声優さんの数がとても限られているのか、
全部が全部ではないとは思うのですが、
どれもこれも、決まった声優さんばかりが使われている様な印象なのです。

今までいくつもの北朝鮮アニメを観ましたけど、
決まった声ばかりという感じで、余りバラエティに富んでいない印象です。



まあでも、政治体制、社会体制の問題は置くとして、
アニメーションに関しては、昔から技術力があるのには、
目を見張るものがあります。

韓国のアニメは、パクリが横行しているという社会的風潮や、
元々日本のアニメの下請けをやっていたからというのもあるのですけれど、
日本の模倣的なものばかりが目立ち、
特に80年代の韓国ロボットアニメは、ネットで揶揄の対象です。
(一部にとてもイイのはありますし、
ここ最近のものはバカにできなくなっていますが)

しかし、北朝鮮のアニメは、独特な世界を築いています。
唯一無二でしょう。

他の国のアニメは、色んな影響を国同士お互いに受け合っているのに対し、
北朝鮮のアニメは、ガラパゴス状態に見えます。

誰でも絵柄を一目見ただけで、北朝鮮のアニメだと確実に判別できるでしょう。

やはり、主体思想(チュチェ思想)に基づくのでしょうか?
(よく分かりませんが)

朝鮮半島は、何百年(千年以上?)もの間中国の属国でしたから、
独自路線を進みたいという気持ちも分かります。
(でもその割には、欲しいものを外国から拉致して持ってきたりするので、
結局余り変わらないのですが)

アニメを独自に発展させて行くという意味では、
日本も北朝鮮も同じでしょうけれど、
日本の場合は世界中に影響を与えるのに対して、
北朝鮮のアニメは、特に外国に影響を与えるというわけでもないけれど、
独自路線を只ひたすら進む印象です(アウトサイダーアートの様な?)。

そんなわけで、これからも、独自路線を堅持して行く事を期待します。



《追伸》
北朝鮮アニメのDVDがどうやら存在するようです。

取り敢えず、「かしこいタヌキ」(中国語題:聪明的貉子)
のDVDの存在は確認しました↓
かしこいタヌキ 령리한 너구리 DVD.jpg


「リスとハリネズミ」のDVDもある様です。

神保町の北朝鮮グッズ専門店「レインボー通商」
でも取り扱われているでしょうか?
(追記:現在レインボー通商は、高知県に移転しているそうです。残念)

北朝鮮アニメの資料集もあるそうです↓
北韓(北朝鮮)アニメーション(児童映画)の特性と作品情報
북한 애니메이션(아동영화)의 특성과 작품정보
北韓(北朝鮮)アニメーション(児童映画)の特性と作品情報 - 高麗書林
북한 애니메이션(아동영화)의 특성과 작품정보.jpg


日本円で6000円以上もしますが、
約450頁もの大容量で、マニアにはたまらないでしょう。

でも、韓国語なので、読めないのが正直辛いところ。
(「북한」(北韓)と出ているという事は、つまり韓国の書籍です)



そんなわけで、今年もこの世の中色んな事が起こるとは思いますが、
当ブログを宜しくお願いいたします!!

《転載終了》
posted by Satos72 | └ 北朝鮮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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