2015年07月15日

ラーマキエン・アニメーション(รามเกียรติ์ มินิแอนิเมชัน)タイのアニメ

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11759614300.html
2014年8月26日

《転載開始》
รามเกียรติ์ มินิแอนิเมชัน.jpg


【制作】
J-BICS
http://www.j-bics.com/film/
ヴィティタ・アニメーション(วิธิตา แอนิเมชั่น, VITHITA Animation)
http://www.vithita.com/home_new.php
【提供】
スナック・ジャック(สแน็คแจ๊ค, Snack Jack)
https://th-th.facebook.com/SnackJackClub
【放送】
チャンネル7(สถานีโทรทัศน์สีกองทัพบกช่อง 7, ช่อง 7 สี)
http://www.ch7.com/

http://www.youtube.com/watch?v=pLP73f1SQIA


今回紹介するアニメーションは、
タイの古典文学であり、民族叙事詩でもある、
『ラーマキエン』(รามเกียรติ์)のテレビアニメ化です。

タイの人で「ラーマキエン」を知らない人はいない、と言われています。

「ラーマキエン」というのは、
古代インドの詩人ヴァールミーキ(वाल्मीकि, Vālmīki)の著したとされる、
大長編叙事詩『ラーマーヤナ』(रामायण, Rāmāyana)
が元になっているそうです。

トンブリー王朝(ธนบุรี, 1767-1782)時代に、
タークシン王(ตากสิน, 1734-1782)が戯曲として編纂し始め、
チャクリー王朝(ราชวงศ์จักรี, ラッタナーコーシン王朝, 1782〜)時代に、
ラーマ1世(รัชกาลที่ ๑, 1737-1809)が引き継いで完成させたそうです。

その後、ラーマ2世(รัชกาลที่ ๒, 1767-1824)が、上演用の戯曲として書き、
ラーマ6世(รัชกาลที่ ๖, 1881-1925)の時代に、
「ラーマキエン」と名付けられたのだそうです。
ラーマキエン - Wikipedia

ラーマ6世は、20世紀初頭に在位していた王様なので、
そんなに後の時代だったのかと私は驚いています。





---ラーマキエンとは---
「ラーマキエン」とは、どんな物語なのでしょうか?

紹介しているブログがあったので、要約してみました。
http://loi-krathong.jugem.jp/?eid=66



ヴィシュヌ神の生まれ変わりである、
アユタヤー国のラーマ王子とシータ王妃は、
お家騒動に巻き込まれて追放されてしまい、
仕方なく森で隠棲生活を送っていました。

ところが、ランカー国の羅刹王トッサカンに、
シータ王妃を誘拐されてしまいました。

ラーマ王子は、シータ王妃を救出するために、
弟のラック王子や風神の息子、
猿のハヌマーンと猿軍の協力のもと、
ランカー国に向かい、見事トッサカンを破り、
アユタヤー国へ帰り、王位に就きます。

しかしその後、シータ王妃の貞節を疑う事件が起き、
シータ王妃は追放されてしまいます。

森の仙人の許に身を寄せたシータ王妃は、
ラーマ王の子を生みます。

その子が成長して事件を起こし、
ラーマ王とラーマ王の子は闘うことになりましたが、
その時、ラーマ王は、闘いの相手が自らの子であると確信しました。

ラーマ王は前非を悔いて、シータ王妃を迎えに行きますが、
シータ王妃は王宮へ帰る事を頑なに拒みました。

ラーマ王は、一計を案じてシータ王妃を王宮へ呼び寄せようとしましたが、
それがかえってシータ王妃の怒りを買い、
シータ王妃は地の底の竜神王国へ身を隠してしまいました。

その後、ラーマ王は善行を積み、シヴァ神の仲裁で、
ようやくシータ王妃と仲直りをして、
子供たちと幸せに暮らしたそうです。

(以上)

リンク先には、「ラーマキエン」と「ラーマーヤナ」との相違点や、
「ラーマキエン」がタイの民衆の間にどの様にして根付いて行ったのか等の
解説も書かれています。

私から一言付け加えるならば、ラーマが王子の時は、
シータは「姫」になるのではないかと思います。

「シータ」は、「シーダー」(または、シーダ)がより原音に近いのでしょうか?
http://www.itdaschool.jp/ramakien2.htm
http://www.fancyhouseruri.com/column/tsushin4.html
http://www.thong-group.jp/pages/cont/06ramakien_1.html
http://www.geocities.jp/thainokodomonohon/newpage33.htm

つまり、「ラーマ王子とシーダー姫の物語」という事です。

「アユタヤー」は、「アヨータヤー」がより原音に近いのでしょうか?
http://literaselect.seesaa.net/article/133709562.html

「ラーマキエン」とは、「ラーマの栄光」という意味だそうです。
http://www.fancyhouseruri.com/column/tsushin3.html
ラーマキエン Ramakian - コトバンク





---昔懐かしい「アレ」を思いだす---
「ラーマキエン・アニメーション」は、デザインが二頭身だったりと、
かなりデフォルメされています。

それを見ていると、私ぐらいの世代にとっては、
やはり「ビックリマン」を思い出すのですね。

ビックリマン.jpg


タイは、日本の漫画やアニメが大人気だそうですが、
やはり「ラーマキエン・アニメーション」のアニメーション表現も、
日本のアニメのそれだったりします。

タイでは、「ビックリマン」についてもよく知られているのでしょうか?

もし、「タイ版ビックリマン」みたいな感じで
「ラーマキエン・カード」なんてのが売られていたら、凄いと思いました。

(追記:思い出すのが遅れましたが、
「SDガンダム」「チョロQダグラム」
「CBキャラ 永井豪ワールド」等の、
所謂「SD系」をも彷彿とさせます。

というか、「ラーマキエン・アニメーション」は、実際は、
こういったものから影響を受けているのかも知れません。

というのも、どうやらタイでは、ビックリマンが売られていないらしいのです)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12104982317





---コンピューターゲームにもなっているらしい---
RPGでしょうか?
iPhoneの為のコンピューターゲームにもなっている様です。
รามเกียรติ์สุดยอดเกมแนววางแผนสำหรับ iPhone โดยฝีมือคนไทย - S! GAME

รามเกียรติ์ มินิแอนิเมชัน iPhone Game.jpg


民族叙事詩がゲーム化ですからね。

そういえば、1980年代に、
「聖戦士アマテラス」(日本物産)というシューティングゲームがありました。
日本神話とは関係ないですけど。
聖戦士アマテラス - Wikipedia





---VITHITA Animationの他の作品---
「Vithita Animation」のサイト内で、
「Vithita Animation」の他の作品を見てみました。

興味深い作品が色々あって、またいずれの機会に紹介したいと思うのですが、
当記事では一つだけ気になるものを取り上げたいと思います。

2010年3月2日の記事で
『4人の冷気な仲間たち』(仮題)(สี่สหาย ล่าไอเย็น)
というアニメを取り上げたのですが、
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10471831035.html
このアニメは当時、動画サイトに出ておらず、
ポスター等の画像しか見る事ができませんでした。

สี่สหาย ล่าไอเย็น.jpg


それが、「ラーマキエン・アニメーション」を紹介するついでに、
「Vithita Animation」の作品である事が分かった上に
(当時は分かりませんでした)、
現在ではYouTubeに上げられている事も知りました。

http://www.youtube.com/watch?v=ocK2BWFN-xs


約4年半を経て、ようやく視聴する事ができたわけです。

それにしても、やはり、日本の漫画・アニメからの影響は顕著ですね。
「コロコロコミック」とか、そんな感じです。

「สี่สหาย ล่าไอเย็น」は、直訳すると「4人の冷気な仲間たち」
という風になるのかも知れませんが、
日本語の語感としてはどうなのかな?と思っています。

なので、それまでは、このアニメの和訳題名を「4人の仲間たち」という風に、
大雑把な感じにして紹介していました。

もしこのアニメが日本に上陸するとすれば、
全然違った題名が付けられるでしょうね。





---スナック・ジャックとは---
映像の冒頭に出てくる、鉢巻きを締めたスマイルくんみたいなマークは、
最初、アニメーションスタジオのマークかと思いましたが、よく調べてみると、
実は、タイのスナック菓子のトレードマークの様です。
スナックジャク - タイのお菓子ブログ

สแน็คแจ๊ค.jpg


つまり、「ラーマキエン・アニメーション」のスポンサーと思われます。
なので、冒頭に「提供者」として紹介しました。
(はっきりとは分からないので、「仮に」としておきます)

因みに、日本にも進出しているようです。
http://yaplog.jp/thai_blog/archive/472
http://plaza.rakuten.co.jp/umekin/diary/200905100000/

画像をよく見てみたら、なんと、
「のりわさび味」と日本語で出ているではないですか!!

日本に因んだものだからなのか?
日本進出を考えての事なのか?
それとも、その両方なのか?

《転載終了》
posted by Satos72 | ┌ タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
リンク集