2016年07月10日

宇宙の渡り労働者(Kosminen kulkuri, 2010)フィンランドのアニメーション

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11583281588.html
2013年8月3日

《転載開始》

Kosminen kulkuri 2010.jpg

・監督(Ohjaaja)
・脚本(Käsikirjoittaja)
マリコ・ハルコネン(Mariko Härkönen)
イスモ・ヴィルタネン(Ismo Virtanen)
・時間
10分(min)

資料
Kosminen kulkuri (2010) - IMDb

http://www.youtube.com/watch?v=D1q02MrYz5I


以前は、フィンランドのアニメが中々見つけられなかったのですけど、
今は、どういうわけか、かなり見つけられます。

検索の仕方が悪かったのでしょうか?

まあそれはともかく、
今後、フィンランドのアニメの紹介に力を注ぐと思います。



今回紹介するのは、立体造形物を使ったアニメーションの様です。

が、ストップモーションではなく、個別に撮影した映像・画像などを、
コンピューターで組み合わせているようです。
何故なら、影が下に写らなかったりしているので、
明らかに別に撮影した映像を切り取って
その場に付けているのが分かるからです。

それに、実写やCGなどの映像も必要に応じて出す感じでしょうか。

最近の人形アニメーションの類は、
CG技術を借りているこんな複合技な感じのが多い気がします。
でも、中々凝ってますよね。





◎内容について◎
2台の大小のロボットのコンビが
宇宙の運送業を行っているという設定のようです。

そんな或る時、
宇宙を放浪している木箱が宇宙船にぶつかってきた。

拾ってみたところ、中にはクマちゃんの縫いぐるみが入っていた。

腹を開けると充電出来る様になっており、
不憫に思って充電してみたところ、
そのクマちゃんは起き上がった。

そこまでは良かったのだが、このクマちゃん、
大変なイタズラ好きで、さあ大変!!

・・・といった感じでしょうか?



ギャグセンスは中々だし、優しさとか、
そういったホロッとする要素もあります。

特に、クマちゃんが、
ドラマーがドラムを叩く要領でボタンを叩きまくる場面は、
小さな子供が好奇心でボタンを押したがる心理を
上手く表わしている様で、凄く納得したし(私はそう思っています)、
ゲームミュージックの様な(?)遊園地風BGMも気に入りました。

かなり面白いと思いました。

シリーズ化すればいいなあ、と。



◎絵本化◎
コミカライズというか、絵本にもなっているようです。
(冒頭に示した画像がそうです)
Sirius Express - Kosminen kulkuri | | kirjakori.fi



◎作者も日本未紹介?◎
でも、このアニメを制作した、
マリコ・ハルコネンとイスモ・ヴィルタネンのコンビ、
日本で紹介されているのでしょうか?

日本語で紹介されているかどうかネット検索で調べてみましたが、
確認出来ませんでした。

紙媒体ではどうなのかは不明。

マニアックなものまで映画祭を色々紹介する
『海から始まる!?』というブログがあるのですが、
http://umikarahajimaru.at.webry.info/
ここでも紹介されていないようです。

このブログさん、私が海外の無名アニメを紹介するために、
ネット上で色々情報を集めている時、
比較的出会う事の多いブログです。

つまり、既にそこで紹介済みだったりする事が多いので、
私はこのブログを一目置いています。



◎題名について◎
英語の題名では「The Cosmic Avenger」(宇宙の復讐者)と、
内容が変わっています。

捨てられたクマちゃんの復讐という意味でしょうか?

原題の「kulkuri」は、英語でいう「Hobo」に当たるそうです。
つまり、「渡り労働者」「求職放浪者」です。
ホーボー - Wikipedia
でも、こちらでは「浮浪者」「物乞い」というニュアンスで紹介しています↓
【News】“ホームレス”以外の呼び名とは?-NPO法人 FDA - Canpanのブログ
私は英語に精通しているわけではないので、
あくまで受け売りしか出来ませんが、
取り敢えずこういった答えが出ました。



ハルコネンとヴィルタネンは、他に、
『トゥリラスとヤーラ』(Turilas & Jäärä, Tootletubs & Jyro)2001年
という、2匹の昆虫が主人公の
ストップモーションアニメも制作しています。

このフィンランドのアニメ作家コンビが、
いずれ正式に日本で紹介される事を願っています!!

《転載終了》
posted by Satos72 | ├ フィンランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月08日

ねこのヤッソ(Jasso-kissa)フィンランドの漫画

http://ameblo.jp/sekaino-television999/entry-12164219312.html
2016年6月4日

《転載開始》

Jasso-kissa 1.jpg
Jasso - Gissan Bäivät

フィンランド漫画の連投、失礼いたします。

如何にも、日本のお祭りの掛け声の様な名前です。

初めコレを見た時、
まず、何という動物なんだろうか?と思い、
イタチ?オコジョ?かと色々思いましたが、
「kissa」なので「ネコ」だというのが分かりました。

まあ、猫に見えなくもないです。

それから、「凄い!!」と思ったのは、
尻尾がヘビの様になっており、
独立した意思を持っていて喋ったりするのです。

人権意識の高い日本では、放送コードに引っ掛かるかと思います。

でも、『キャットドッグ』(CatDog)という、
ネコとイヌの胴体がお互いに後ろ向きにつながったキャラ
の出てくるアニメがアメリカで作られ、
日本でもニコロデオンで放映されているみたいなので、
大丈夫なのかも知れません。
キャットドッグ - Wikipedia

CatDog.jpg
<Wikipedia英語版より拝借>

まあ、ケーブルテレビなので大丈夫だったのでしょう。

地上波ではマズかったと思います。

話を戻しますが、
ヤッソの尻尾が蛇を意識しているのかどうかは知りませんけど、
リアルな猫と蛇の目は、どちらも「瞳が縦割れ」である、
という共通点もありますよね。
(作者はそこまで意識はしていないでしょうけれど)

それから、体の模様も独特。

泡が生まれて弾けている様な形状を、
敢えて体の模様にしたというのも、
発想が凄いと思いました。
(末期の梅毒患者の皮膚にも見える?)

Wikipediaによると、この漫画が初登場したのは、
1992年と実はかなり古いそうです。
Jasso-kissa - Wikipedia

キャットドッグの1998年よりも、6年も早いです。

作者は、イー・ロイコネン(Jii Roikonen)。

公式サイトです↓
http://www.jasso.net/

驚いたことに、公式サイトには、日本語版もあります。

公式サイトのトップページに「日の丸」がありますので、
そこをクリックしてください。

有名な漫画のキャラと合体したパロディ漫画なんてのもありますが、
その中には「ピカチュウ」と合体したものもあります↓
(他は、シンプソンズ、ピーナッツ、それから、ミッ○ーマウスですかね?)

Jasso-kissa 2.jpg
Instagram

人形とかのグッズもあるみたいです。

アニメーションもあります↓
https://www.youtube.com/watch?v=RfdJqZxyINQ


前回の記事で紹介した、
「北極バナナ」(Arktinen Banaani)という漫画出版社からも、
漫画本は出版されています。

Jasso-kissa 3.jpg
Jasso - Lemmen Kissa (Jii Roikonen) sarjakuva, jasso kissa - Huuto.net

この漫画を日本語で紹介している記事は無いかな?
と思って調べてみたところ、ありました↓
ヤッソ猫の生みの親J・ロイコネン、2005年度プーパー帽賞を受賞 - KIRJOJEN PUUTARHA

1992年に「リドル」(Riddle)に初登場し(漫画雑誌ですかね?)、
その後、「ヘルシンキ新聞」(Helsingin Sanomat)など、
各誌に掲載され、各地で展覧会も開かれ、
1997年にはテレビに登場(アニメですかね?)、
Tシャツ、バッジ、マグカップ、ぬいぐるみ、などのグッズになり、
さらにはジュースのパッケージデザインにも起用されたとか。

2005年には、「フィンランド漫画協会 プーパー帽賞」
(Suomen sarjakuvaseuran Puupäähatulla vuonna)
も受賞したとか。

また、喋るのは尻尾だけでなく、
その他の「無生物」も喋り、動いたりするそうです。

ここに貼り付けたアニメーションでは、
コーヒーが擬人化されています。

因みに、作者の本名は、ファーストネームが「ユハ」(Juha)だそうです。

《転載終了》
posted by Satos72 | ├ フィンランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月18日

リヴィエラのムーミン(Muumit Rivieralla)フィンランドとフランスのアニメーション

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11818552271.html
2014年4月10日

《転載開始》

Moomins on the Riviera 2014 1.jpg


原題・フィンランド語題:Muumit Rivieralla
全世界的題名・英題:Moomins on the Riviera, Moomins the Movie
スウェーデン語題:Mumintrollen på Rivieran

・監督(Ohjaaja)
グザヴィエ・ピカール(Xavier Picard)
ハンナ・ヘミラ(Hanna Hemilä)
・脚本(Käsikirjoittaja)
レスリー・スチュワート(Leslie Stewart)
アンニナ・エンッケル(Annina Enckell)
・時間(Kesto)
80分
・制作会社(Tuotantoyhtiö)
ハンドレ・プロダクション(Handle Production)
http://www.handleproductions.com/
ピクタク(Pictak)
http://www.pictak.com/
【公開予定日】
スウェーデン:2014年10月3日
フィンランド:2014年10月10日
【資料】
http://www.imdb.com/title/tt2371399/combined

【公式サイト】
http://moominsontheriviera.com/

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=8hPKfrUYlS4


弊ブログは基本的に「無名なんだけど面白いと感じたもの」を紹介するのですが、
ムーミンと言えば、とても有名ではないですか!!

ですが、このアニメは、フィンランドとフランスの合作による、
劇場用長編アニメです。

つまり、地元で作られているのです。
地元フィンランドでムーミンのアニメが制作されるというのは、
初めての様な気がします(違っていたらすいません)。

未だ公開はずっと先だというのもあるのですけど、
取り敢えず紹介しておきます。

完成したあかつきには、恐らく日本でも、国際アニメーション映画祭辺りで
公開されるのかも知れませんけど、念のための紹介です。



ネット上に上げられている情報をちょこっと見た感想ですけど、
スノークのお嬢さん(ムーミンの彼女)は、
大胆なビキニ姿で口紅を付けていて驚きました。
こんな内容、大丈夫ですかね?
(追記:「ムーミンの両親は老齢」と書いてしまいましたが、
私の勘違いの様ですのでその文言を削除しました。)

Moomins on the Riviera 2014 2.jpg


でも、原作自体がそうみたいです。
http://joklaaja.blogspot.jp/2013/04/muumi-sarjakuvaklassikot-i-ja-ii.html

しかも、一つ手前のエントリーでは、普段は裸のムーミンが、
海水浴では海水パンツを穿いているという事について言及もしていました。
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11813780015.html

※「ノンノン」(旧)とか「フローレン」(楽しいムーミン一家)等と呼ばれていますけど、
元々原作では、「スノークのお嬢さん」とだけ呼ばれているそうで、
アニメ化するにあたって仕方なく、アニメ制作者によって名がつけられたそうです。
ムーミンの登場人物(Wikipedia)
フィンランド語の語感からして「ノンノン」は在り得ないと思っていたので、
調べてみたらやっぱりそうでしたか。

予告編では、剣による決闘の場面を描いているのでしょうか?
剣のやり合いは音声だけの上、言葉が分からないので何とも言えません。

子供向けよりも、ちょっと対象年齢が上目の気が・・・。
まあ、完成した映像とか原作を見ない事には何とも言えませんけど。



私は、日本語の題名を考える時、出来るだけ日本語的にしようと思っていました。
「Riviera」は、イタリア語で「海岸」「湖岸」「川岸」を意味する普通名詞ですが、
「フランスのトゥーロン付近からイタリアのラ・スペーツィア付近までの
地中海沿岸地方の名称。」(Wikipedia)も指すそうで、
だとしたら、「リヴィエラ」でも良いのかな?と。
リヴィエラ(Wikipedia)
英語では、転じて、「海岸の景勝地や避寒地」を表わすそうです。

「避寒地のムーミン」?
児童向けというのを考えれば、ちょっと堅苦しいかも?

・・・と思っていたら、日本語の題名があるではないですか!!
『ムーミン南の海へゆく』だそうです。
福武書店から原作の書籍が発売されていたそうです。

ムーミン南の海へゆく (ムーミンの冒険日記) [大型本](Amazon)



日本では、日本産のムーミンアニメがよく知られていますけど、
原作者のトーヴェ・ヤンソンからは、デザイン的なクレームが入ったという。
確か、ノンノンの目が大きいのが嫌だとかだったと記憶していますが。

アニメーターの大塚康生さんがデザインしたそうで、
「大塚ムーミン」と呼ばれているとか。
ムーミン(アニメ)(Wikipedia)

後に作られたテレビ東京版アニメ『楽しいムーミン一家』では、
その辺りを酌まれた(トーヴェ・ヤンソンが不満を抱かない)
内容になっていたかと思います。



ムーミンのアニメと言えば、ストップモーション人形アニメもありますね。
チェコの人形アニメの技術を駆使して、
ポーランドで1979年に制作されたそうです。
トーヴェ・ヤンソン自らが監修しています。>
ポーランド語題:Opowiadania Muminków
フィンランド語題:Muumien maailma
独語題:Die Mumins
英語題:The Moomins
http://movie.walkerplus.com/mv33340/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=241702
The Moomins (TV series)(Wikipedia, English)



【追記】2014年6月12日
日本語の紹介記事が出てきた様なので、追記という形で紹介します。

2014年は、トーヴェ・ヤンソンの生誕100周年という事もあり、
それに関連した企画が各地で行われているそうです。

ムーミンの長編アニメーションは、そんな中で制作されているわけですが、
日本での公開は、2015年2月を予定しているそうです。

邦題は、
『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』
だそうです。
http://www.fashion-press.net/news/11332

《転載終了》

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