2015年04月29日

おやすみ、ヴィティーニョ!(Boa noite, Vitinho!)と、ポルトガルアニメの歴史

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11381504188.html
2015年4月26日

《転載開始》
Boa noite, Vitinho!.jpg

【作者】(Criador)
ジョゼ・マリア・ピメンテル(José Maria Pimentel)

【放送】
ポルトガル国営放送(RTP, Rádio e Televisão de Portugal)

【放送期間】
1986〜1997年

【資料】
Vitinho - Wikipedia Português

https://www.youtube.com/watch?v=PyAZaMtvrDY


「おやすみ、ヴィティーニョ!」は、
ポルトガルの、所謂「おやすみアニメ」のようです。

「おやすみアニメ」というのは、
子どもたちが、夜寝る前に見るアニメの事で、
「良い子は早く寝んねしましょう」みたいな意図が込められています。

そのアニメを見た子どもたちは、その後就寝するわけです。





こういった「おやすみアニメ」は、例えばチェコには
『妖精アマールカ』(Víla Amálka)(おやすみアマールカ)
がありますが、日本ではその意図を超えて、
大人にも人気が出ている様です。
http://www.amalka-project.com/

ポーランドには、
『耳の折れ曲がったこぐまちゃん』(Miś Uszatek)(おやすみクマちゃん)
があり、日本でも美術館などで上映されて話題になっています。
(「ウシャテク」には「折れ曲がった耳」という意味があるそうです)
http://poziomka.exblog.jp/6224438

ブルガリアには、
『ぼくはサンチョ』(Аз съм Сънчо)
があり、以前当ブログでも取り上げています。
ぼくはサンチョ(Аз съм Сънчо)と、ブルガリアアニメ事情

他にも、探せば色々とありそうです。





話を「おやすみ、ヴィティーニョ!」に戻します。

Wikipediaによると、
1986年〜1997年まで続いた人気アニメだとのことで、
2011年には、25周年記念としてGoogleのロゴにまでなっています。
Google Portugal Logo – 25 o Aniversário do Vitinho
Boa noite, Vitinho! Google.jpg






実は、ポルトガルのアニメーションは、その歴史は古いものの、
その後あまり発展して行かなかった様で、数も少ないようです。

以前、ポルトガルのアニメーションをネット上で探したものの、
余り見つけられなかったからです。

Wikipediaにも
História da animação em Portugal
(ポルトガルのアニメーションの歴史)
の頁が作成されていますが、


作品がほんの数個しか出ていません。

そのWikipedia情報を元に、
ポルトガルアニメーションの歴史を辿ってみます。

ポルトガル初のアニメーションは、
アントニオ・クニャル(António Cunhal)と、
ラウル・ファリア・ダ・フォンセカ(Raul Faria da Fonseca)による、
『ミラガイアの伝説』(A Lenda de Miragaia)1931年
だそうです。

A Lenda de Miragaia, 1931.jpg


(画像はコチラから拝借)

影絵アニメーションですが、
ロッテ・ライニンガー(Lotte Reiniger, 1899-1981)
から影響を受けているそうです。

残念ながらその映像は、動画サイトに出ていない様です。





因みに、同年(1931年)は、
「エストニア初のアニメーション」の年でもあります。
ヴォルテマル・パッツ(Voldemar Päts)と、
アレクサンテル・テッポル(Aleksander Teppor)による、
『犬のユックの冒険』(Kutsu-Juku Seiklusi) 1931年
というのですが、同アニメーションは、弊ブログで既に紹介済です。
犬のユックの冒険(Kutsu-Juku seiklusi, 1931)エストニア初のアニメ
エストニア初アニメーション『犬のユックの冒険』がYouTubeに出ていた!!





話を元に戻しますと、
ポルトガル初の長編アニメーションの公開というのが、
何と、2008年にもなってからだそうで、ちょっと驚いています。

Até ao Tecto do Mundo, 2008.jpg


アントニオ・コシュタ(コスタ)・ヴァレンテ(António Costa Valente)(監督)や、
ヴィトル・ロペシュ(ロペス)(Vítor Lopes)(デザイン)による、
『世界一をめざして』(Até ao Tecto do Mundo)2008年
という作品ですが、主人公の少年の風貌が、
どことなく「ズッコケ三人組」(那須正幹、前川かずお)
のハチベエに似ていると思うのは、私だけでしょうか?

ちなみにこの作品は、
「第12回広島国際アニメーションフェスティバル」(2008年)で、
『トゥ・ザ・トップ・オブ・ザ・ワールド』
という題名で出品されています。
広島国際アニメーションフェスティバル|「トゥ・ザ・トップ・オブ・ザ・ワールド」

情報によっては、「2007年」と出ているものと、
「2008年」と出ているものがありますが、
制作が2007年で、公開が2008年ということでしょうか?

この作品は、弊ブログで既に紹介済です。
世界一を目指して(Até ao Tecto do Mundo, 2007)ポルトガルのアニメ

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=2koARZ_fmy4






でも他にも探せば、
『アヒルの子』(パティーニョ)(O Patinho)
https://www.youtube.com/watch?v=N4h8CMcyGqw

とか、
『超子猫』(スーペル・ガティーニョシュ)(Super Gatonhos)
https://www.youtube.com/watch?v=7maJxSPPg6c

などのアニメも見つけました。

教育用の歌のアニメでしょうか?

《転載終了》
posted by Satos72 | ├ ポルトガル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
リンク集