2016年11月30日

ロッティス(Råttis, 1986)スウェーデンのアニメーション

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11483030945.html
2013年4月15日

《転載開始》

Råttis DVD, 1986 2.jpg

【監督】(Regissör)
【脚本】(Manus)
レンナート・グスタフスン(グスタフソン)(Lennart Gustafsson)

【キャスト】(Rollista)
・ロッティス(Råttis)
 レイフ・ヴェスタールンド(Leif Westerlund)

・ロセッタ(Rosetta)
・ロッティスのママ(Råttis mamma)
・ロッティスの弟たちの一人(Småsyskon)
 ユルヴァ=リー・グスタフスン(Ylva-Li Gustafsson)

・ハリネズミ(Igelkott)
 アニエラ・ソグレル(Angela Sogrell)

・ロッティスのパパ(Råttis pappa)
・Dr. クラス(Doktor Krass)
・ロッティスの弟たちの一人
 レンナート・グスタフスン

・ロッティスの祖父(Råttis farfar)
・Miss プリング(Fröken Pling)
・MSのリーダー(mc-ledaren)
・ロックバンド『ザ・ロッターズ』のヴォーカル
(Solosångaren i gruppen The Råtters
・ロッティスの弟たちの一人
 ユーナス・アドネル(Jonas Adner)

・クラブ『ロッツ』のバーテンダー
(Bartendern på råttklubben Råtz)
 ミカエル・ガーディン(Mikael Gerdin)

・歌『きみはどこ?』と『ぼくはできる、ぼくはできる』の歌声
(Råttis sångröst i numren “Var är du” och “Jag kan, jag kan”)
 ロバート・シェブルム(シェブロム)(Robert Sjöblom)

・歌『言葉は要らない』の歌声
(Råttis sångröst i numret “Det behövs inga ord”)
 ウルバン・ヴレターゲン(Urban Wrethagen)

・歌声(Sångröst)
 カール・ロマーレ(Carl Romare)
 ミカエル・スンドクヴィスト(Mikael Sundqvist)
 マリアンネ・オーストレム(Marianne Åström)
 イェッスィカ・ラウレーン(Jessica Laurén)

【制作】
カナール映画(Kanalfilm)
スウェーデン映画協会(Svenska Filminstitutet)

【時間】(Speltid)
84分(minuter)

【言語】(Språk)
スウェーデン語(Svenska)

【資料】
Råttis (1986) - Svensk Filmdatabas
速報(海外児童文学賞) - やまねこ翻訳クラブ
Råttis – Wikipedia Svenska
Råttis (1986) - IMDb



1980年代に制作された、
日本では知られざるスウェーデン長編アニメ。
Twitterでは逸早く紹介済みです。

最初、普通の子供向けアニメだと思って
大して期待せずに見てみたのですが、
その内容に色々と驚きました!!



◎微妙な年頃を描いたアニメ?
ロッティスと、その恋人ロセッタが、ロッティスの部屋に入ります。
その部屋の中で、彼らは一体何をしているのでしょうか?

Råttis, 1986 1.jpg

「ロセッタちゃ〜ん、さあ、ボクの部屋に入ろうヨ♡」

Råttis, 1986 2.jpg

「お兄ちゃん、知らないお姉ちゃん連れてきて、一体なにしてるんだろ?」

Råttis, 1986 3.jpg

「どれどれ、おじいちゃんにも見せてくれるかな?
お〜っ、最近の若い子はようやりおるのう〜。」

Råttis, 1986 4.jpg

「ちょっと、ロッティス!! あんた、そ、その、あの、
・・・パパからも何か言ってちょうだいよ!!」

Råttis, 1986 5.jpg

「ロッティス、その、あのだな、その、つまりだな、
・・・そういうコトは、未だ早いんじゃないかな?
と、パパはこう思うんだけど、違うかな?」

http://www.youtube.com/watch?v=vUUbPCOnu_A


・・・なんて、勝手な吹き替えすいません。
テキトーです!!

具体的には、キスくらいまではやっているというのは、
キスの音と共にハートマークが出てくるので分かります。

が、それ以上の事は恐らくしていないと思います。
何故なら、ママに呼び出された直後、
直ぐに服を着たままロッティスが出てきたからです。

まあ、いくらなんでも、子供向けなので、
18禁設定なわけは無いでしょう。

でも、大人の階段登りつつある?
微妙な年頃を描いているアニメなのだろうなというのは、
見ていて分かります。

その関連なのか、大人の薄汚れた世界も描いているようです。

ロッティスとロセッタちゃんは、ネズミ専用クラブ『ロッツ』に誘われ、
ザ・ロッターズ(The Råtters)という、宇宙人の様な衣装を身に纏った
被り物バンドの演奏を見ます(でも、面白いと思って無い感じ)。
周囲にいる人たちは、パンクな格好をしていて、
退廃しているという感じ。
この場面を、小さな子供たちに視聴させて大丈夫だったのでしょうか?

Råttis, The Råtters, 1986.jpg

その一方で、二人が歌を歌う場面もあり、それは健全な感じです。

恐らくは、視聴する子供達の健全な成長を願って制作された、
アニメなのかも知れません。

男女が仲良くしている内容のアニメは普通に沢山ありますけど、
こういう微妙な内容のものは、珍しいかも?
しかも、1980年代ですし。



◎作者自ら声の出演
それから、もう一つ驚いたのは、監督など、
制作者自身も声の出演をしている所。
しかも、一人何役も掛け持ちの人がザラにいます。
上記の深緑の文字で示してあります。
バーテンダーの声は、撮影を担当した人がやっているようです。
コレも「いいなあ」と思いました。

ジブリは、今度は、宮崎駿さんとか高畑勲さん、鈴木敏夫さんなどが
声をやってみて欲しいとか勝手な妄想が湧きました。
(声優の、如何にも演技しているという感じの声を嫌い、
自然体な声を求めているらしいという噂を聞いた事があるので、尚更。)



◎色々と見応えあり!!
全部は見ておらず、部分的に見たに過ぎませんが、
ロッティスが後に乗せて貰っているバイクの走行している場面には、
アニメーション技術の高さや演出の巧みさを感じますし、
ロッティスとロセッタの二人が歌っている場面等、
細かい所に気を配って制作されている場面も多々あり、
とても見応えの良さは感じました。



◎作者は童話作家らしい
監督について調べてみたところ、どうやら童話作家らしいです。
ユルヴァ=リーは、レンナートの妻でしょうか?妹でしょうか?

良く分からないので保留にしておきますが、
二人はコンビを組んで、童話・漫画を描き、
アニメも制作しているようです。
アニメーション会社『カナールフィルム』も運営しているようです。
http://www.kanalfilm.se/
速報(海外児童文学賞) - やまねこ翻訳クラブ



◎実はグスタフスンコンビのアニメは
日本上映済み
ロッティスではないですけど、グスタフスンコンビのアニメは、
日本上映を果たしています。

『ヴィッレと野ウサギ』(Ville och Vilda Kanin)2006年


というアニメが、『ウィリーと森の仲間たち』という邦題で、
2008年の『東京国際アニメフェア2008』(東京ビッグサイト)にて、
東放学園の放送声優科の学生による
ライブアテレコによって上映されたそうです。
「東京国際アニメフェア2008」に学校法人東放学園が出展します。 - 学校法人東放学園
実写とアニメの融合みたいです。



レンナート&ユルヴァ=リー・グスタフスンの他の作品についても、
いずれ紹介しようと思います。

《転載終了》



おまけ画像
Råttis DVD, 1986.jpg
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2016年11月27日

スグス(Sugus)スイスのチューイングキャンディの古いCM

厳密には、スイス発祥のお菓子のCMというだけで、
スイスのアニメーションというわけではございませんが、
便宜上スイスのカテゴリーに入れておきます。

http://ameblo.jp/sekaino-television999/entry-12207316768.html
2016年11月19日

《転載開始》

https://www.youtube.com/watch?v=wfqQPghOCpM



Sugus 1.jpg

Sugus 2.jpg

https://www.youtube.com/watch?v=fnFh3_jRdnA


Sugus 3.jpg

Sugus 4.jpg

スイス発祥の『スグス』というチューイングキャンディがあります。

上から読んでも下から読んでも、って名前です。

カタカナでもアルファベットでもそうです。

今回は、そのCM映像をご紹介します。

マスコットが実に特徴的で、黒い人の胴体が、
スグスを模したと思われる四角い箱の様になっています。

CMには、熱帯を舞台にしたものが多く、マスコットが黒い人なのは、
それになぞらえているのかも知れませんが、
頭の上の毛が直毛なので、黒人ではないと思われます。

一番上の映像は、ちょっと前にご紹介した、
イーグルサムを起用した「エルマチップス」のCMを制作した、
ダニエル・メスィアス・スタジオ(Estúdios Daniel Messias)
によるものだそうです。
エルマチップスのCMアニメーション - イーグルサム編

実写とアニメーションの融合も多用されていますね。

販促用のグッズの存在も、確認出来ます。
スグスを買って、抽選で当てるものと思われます。

まずは、スグスのTシャツ(1974年)。
あんまり欲しいとは思いません…(苦笑)。

Sugus 5.jpg

それから、キーホルダー(1975年)。

Sugus 6.jpg

フリスビー(1980年)。

Sugus 7.jpg

ランドセルみたいなの。
よく海外のアニメとかドラマで子どもたちが学校へ通う時に背負ってる、
あの平べったいカバンみたいなのってありますけど、
それの特製仕様なのでしょうか?

Sugus 8.jpg

スグスのカード(1981年)。
一見トランプみたいな感じですが、中に四角く穴が空いており、
その穴に当て嵌まる絵を嵌めるゲーム?
一種の神経衰弱みたいな感じでしょうかね?

Sugus 9.jpg

スグスランド(Sugusland)というのですが、
ボードゲームですかね?人生ゲーム?(1983年)

Sugus 10.jpg

それから、比較的新しいCMですが、
四角い胴体の黒い少年だったのが、
四角い胴体の猿になっています。(1988年)

Sugus 11.jpg

黒人差別的な表現であるとして批判されたからなのかは不明。

まあ、表現規制問題は日本だけの問題では無い様ですが。

それにしても、もろに80年代を感じさせるCMですね。

ところで、スグスのマスコットは、
現在は使用されていないようです。

やっぱり、肌の色が黒い人に配慮したのでしょうか?
もっと違うデザインにしていれば良かったような気も…。

スグスの歴史についてですが、1931年に、スイスの、
ショコラ・スュシャール (Chocolat Suchard)
という菓子会社によって生まれました。

Sugus 12.jpg
SUGUS (los negritos de las propagandas bailando! jaja) - Pinterest

名前からして、元はチョコレート会社だった様です。

それが現在では、アメリカの、
ウィリアム・リグレー・ジュニア・カンパニー
(Wm. Wrigley Jr. Company)
から販売されているそうです。
Sugus - Wikipedia

そして、スュシャールの方は、フィリップ・モリスに買収されたあと、
最終的にはクラフトフーズの一部門におさまっているそうです。
ショコラ・シュシャール - Wikipedia

どおりで、スイスの会社の割には、
ブラジルやイタリア、ドイツなど、
その他の国のCMが多いと思ったら、
そういうわけの様でした。
(ここにご紹介したのは、ブラジルとイタリアのCMです)

ショコラ・スュシャールの方も、元は創業が1825年であるため、
興味深いアンティークの広告がとても気になるので、
別の機会にでもご紹介すると思います。
検索用に、「ショコラ・シュシャール」とも書いておきます。

《転載終了》
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2016年11月23日

ブリショス(Brichos, 2007)ブラジルのアニメーション

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11470172395.html
2013年4月21日

《転載開始》

Brichos-film 2007.jpg

・監督(Direção)
パウロ・ムニョス(Paulo Munhoz)
・脚本(Roteiro)
パウロ・ムニョス
エリコ・ベドゥーシ(Érico Beduschi)
・制作会社(Estúdio de Animação)
テクノケナ(TECNOKENA)
http://www.tecnokena.com.br/
・時間(Tempo de duração)
77分(min)
・公開日(Lançamento)
2007年2月2日

・公式サイト(Site Oficial)
http://www.brichos.com.br/

・登場キャラクター(Personagen)
タリス(Tales):主人公のジャガーの子。ワンパクで三人組のリーダー。
ジャイルズィーニョ(Jairzinho):ハナグマの子。三人組の一人。
バンデイラ(Bandeira):アリクイの子。三人組の一人。


・資料
Brichos - Wikiepdia, Português

予告編(Trailer)
http://www.youtube.com/watch?v=SeEA2UAgu0s


ブラジルの劇場用長編アニメ。

所謂“動物アニメ”なんですけど、
動物漫画、ないし、動物アニメというのは、
種類によって色々と設定が異なったりします。

例えば、所謂『宮崎駿の名探偵ホームズ』とか
『メイプルタウン物語』などは、社会生活がほぼ人間と同じですけど、
『ぼのぼの』等の様に、直立して人間の様に喋ったりするけど、
それ以外はほぼリアルな動物と同じ設定のものもあります。

またそれらの他にも、それらの中間の設定のものが色々あります。

服をきちんと着ている者もいれば、全裸の者、
シャツを着ているだけで下半身裸の者、
スカーフを首に巻いただけでほぼ全裸の者、
ズボンだけの者等、色々とバリエーションがあります。

その中の全てがいるもの、一部がいないものなど、色々あります。

往々にして、現実的にはお互い交流するわけでもない動物同士が、
漫画やアニメの中では交流したりする事が多いですが、
現実的に天敵(捕食-被食)の関係にある者同士は、
それぞれ、食べようとする者と食べられまいとする関係、ないし、
苛める側と苛められる側の関係で描かれたりする事が普通です。
(往々にして、捕食者の方がやられる場合が殆ど。
『トムとジェリー』など)

食べようとする者と食べられまいとする者が描かれる動物漫画・アニメは、
ほぼ全て、現実的な生活に近い動物として描かれます。
というのも、人間的生活をしている動物が出てくる漫画・アニメの世界で
そういう事をすれば、猟奇殺人(殺獣人)になってしまうから。
(ロシアのアニメ『今に見てろよ!』(Ну, погоди!)
のキャラを人間にしてしまうと、
カニバリズムをしようとする男を描いている様に見えてしまう!!)

現実的な生活に近く描かれる動物漫画・アニメの場合、
本当はリアルという設定なのだが、動物だけが登場して描かれる時は、
喋り、直立するなど、人間に近い感じに描かれるけど、人間が出てくると、
とたんに台詞が鳴き声に変換され、
現実的な動物に戻るという設定のものもあります。
(スウェーデンのアニメ『尾なしのペッレ』(Pelle Svanslös)など)

それから更に、
服を着て人間と同じ様な社会生活を営んでいる動物の漫画・アニメには、
動物だけが出てくるのものや、人間と共存しているものなどがあります。
(後者は『どうぶつの森』や『ムーミン』など)

人間が、
上記の諸々の中途半端な服装の動物の格好をしたらどうなるのか?
みたいな悪ふざけな妄想を絵にした事がありますが、
現実にしてはいけません。

何故なら、ストリーキングという犯罪になってしまうからです。
(何を当たり前な事を言ってるのだ私は)

動物漫画・アニメの動物キャラクターは、
服装の自由度が人間とは比べ物にならない位高いな、と思います。
(別に、羨ましいとは思いませんけどね)

まあ、こういう事って、通常考えませんよね?
そんなだから、私はおかしな奴とよく言われます。

さて、『ブリショス』はそれらのうちどれに入るかと言うと、
“人間と同じ社会生活を営んでいるけど、
裸率の高い中間系”と言えます。

・あらすじ
ここは、
様々な動物たちが共存している『ブリショス村』(Vila dos Brichos)。
タリス、ジャイルズィーニョ、バンデイラの三人は、
コンピューターゲーム選手権に参加し、チャンピオンを目指します。
このゲーム競技は、悪党ラタン(Ratão)の妨害に遭うものの、
それが彼らの住む森の秘密を暴く方向へと繋がっていった。
果たしてそれは・・・?
(という感じでしょうか)



最近は、第二弾も上映されたばかりです。
ブリショス2 - 森はボクたちのもの(2012)
Brichos II - A Floresta é Nossa
第1弾とは、キャラデザインが変わっています。
より洗練された感じというか。
これについても、近々紹介できればと思います。

Brichos 2-1.jpg
Brichos II - A Floresta é Nossa - Guia Gazeta do Povo

Brichos2-2.jpg
DVD - Brichos 2 - A floresta é Nossa - Loja Integrada



1分たらずのショートアニメシリーズもあるみたいです。
テレビ放送用でしょうか?
ブリショス- 文化の自然
BRICHOS - a natureza da cultura
http://www.youtube.com/watch?v=y4DqkLbl914


BRICHOS - a natureza da cultura.jpg



【追記】2016/11/18
2006 → 2007
『ブリショス2』の画像2枚、
『ブリショス文化の自然』の画像1枚追加。

《転載終了》
タグ:ブラジル
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