2016年10月30日

銃士-脅威の冒険(Uimitoarele aventuri ale Muchetarilor)2

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11532617385.html
2013年5月18日

《転載開始》

Uimitoarele aventuri ale Muchetarilor, DVD - 小.jpg

【監督】(regie)
【脚本】(scenariul)
ヴィクトル・アントネスク(Victor Antonescu)
【スタジオ】(studioul)
アニマフィルム(Animafilm)
【時間】(Durata)
81分(81 de minute)
【初公開年】(Premiera)
1987年

【声の出演】(voci)
・ミシュリュー枢機卿(Cardinalul Michelieu)
 デム・ラドゥレスク(Dem Rădulescu)
・ロックフォール(Rockfort)
 アレグザンドル・アルシネル(Alexandru Arşinel)
・ミャウレディ(Miau-Lady)
 ロディカ・タパラガ(Rodica Tapalagă)
・ダルタニャン(d'Artagnan)
 アンダ・カルガレアヌ(Anda Călugăreanu)
・レクスィー(Rexy)
 マリアナ・ミフツ(Mariana Mihuţ)
・パフィ(Puffy)
 ヴァレリア・オガシャヌ(Valeria Ogăşanu)
・レクス(Rex)
 ヴィルジル・オガシャヌ(Virgil Ogăşanu)

【資料】
Uimitoarele aventuri ale muschetarilor | Blogul regizorului Victor Antonescu
Șoriceii mușchetari - Wikipedia, Română
Uimitoarele aventuri ale muschetarilor (1987) - IMDb

http://www.youtube.com/watch?v=nl8vrIIEaaU


ルーマニアの劇場用長編アニメーションをご紹介します。

この長編アニメは、
実は既に3年半も前に弊ブログで紹介していますが、
もう一度紹介します。
とても思い入れがあるので。

このアニメは、アレクサンドル・デュマ(Alexandre Dumas)の小説
『三銃士』(Les Trois Mousquetaires)
がベースになっているというのは言うまでもありませんが、
内容的にはオリジナルです。

結構緻密に作られている上に、
キャラクターの動きも大胆且つ鮮やかで、
職人技冴え渡るアニメーション技術の高さが伺え、しかも、
次から次へとキャラクターが動いていくので、
とても見応えありで退屈しません。

密度が濃いのです。
謀略等の駆け引きのアイデア、演出も面白いと思いました。
手間がとても掛けられているというのが伝わってきます。

ルーマニア革命前夜に制作されたにしては、凄い上出来だなと。

だからこそ、もっと紹介しないと勿体無いと思ったのです。

個人的には、枢機卿の子供たちが可愛くて特に好きです↓

Uimitoarele aventuri ale Muchetarilor 2.jpg

◎あらすじ
ミシュリュー枢機卿が、
我が子たちに過去の出来事を語るところから始まる。

猫の軍団を率いていて、肉屋に泥棒行為を働こうとした時、
泥棒除けの為にそこで飼われていた子犬が邪魔なので、
布団につつんで封じ込めてしまった。

可哀相に思った3匹のネズミたちは、子犬を解放したのだが、
猫の軍団の泥棒行為を邪魔することになってしまった。

腹いせに、ロックフォール(眼帯猫)がネズミたちをやっつけようとするが、
そんな時、ネズミたちは分厚い『三銃士』の本と出会った。

不思議な事に、銃士になって猫をやっつけたいなァと思ったその時、
なんと、銃士の格好をして、
エペ・ラピエル(espee rapiere)を手にしていた。

どうもこの本には、魔法の力があるようである。
登場人物になりたいと思うとその通りになるようだ。

ロックフォールは、やっつけるつもりが、
銃士に変身したネズミたちに逆にやられてしまった。

ミシュリューにその事を報告すると、
命令を受けてその本をこっそり盗んだ。
そして、ミシュリューは枢機卿に、その他の猫たちは銃士となり、
ネズミの三銃士に対抗する事となった。

そんな時、一人の飢えたネズミがふらふらと街にやってきた。
名前はダルタニャン。

ひょんな事から猫に追いかけられる羽目になったものの、
ネズミの三銃士に助けられ、彼らの仲間となった。>

果たしてこの後、どう展開したのか?
(という解説で大丈夫だろうか?)

《転載終了》


おまけ画像集

Uimitoarele aventuri ale Muchetarilor, Poster.jpg
Uimitoarele Aventuri Ale Muschetarilor (1987) - Letterboxd

Uimitoarele aventuri ale Muchetarilor 1.jpg

Uimitoarele aventuri ale Muchetarilor 3.jpg


新しく上げられた映像もどうぞ!!
テーマ曲がお気に入りです!!
https://www.youtube.com/watch?v=hNKa9MHKGlk
posted by Satos72 | ├ ルーマニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月26日

イスラエルの脱力系子ども番組特集!!

http://ameblo.jp/sekaino-television999/entry-11980836877.html
2016年10月22日

《転載開始》

イスラエルの脱力系子ども番組の数々をご紹介いたします!!

世界最強の諜報組織「モサド」を有する国の
子ども番組にはとても思えません。

中国アニメは「へそだし」キャラがやたらと多いという印象ですが、
イスラエルの子ども番組は「脱力感」がハンパないというイメージです。

まあ、どの国の子ども番組も、
大なり小なり脱力な香りが漂ってはいますけど、
イスラエルの場合は、国の成り立ちから周囲の国々との軋轢等、
かなりシビアな状況に置かれているにも拘らず、
子ども番組はそれを感じさせないくらいに脱力しています。

恐らく、せめて子ども番組だけでも脱力していないと、
やっていかれないのでしょうか(多分違うと思います)。

イスラエルというと、
政治的な分野で何となく「怖い」というイメージがあったりしますので、
そういうネガティヴイメージの払拭のため、
極端に脱力しているのでしょうか(多分これも違うと思います)。

それでは、頭が痛くなるほどの脱力感をお楽しみください!!





びっくりれっしゃ - テーマソング(歌:エリ・ゴレンシュタイン)
(רכבת ההפתעות - שיר פתיחה)(אלי גורנשטיין)
https://www.youtube.com/watch?v=7LWXrx8Uo6w


רכבת ההפתעות.jpg

「びっくりれっしゃ」(רכבת ההפתעות)という子供番組の
オープニングアニメーションでしょうか?

「いぬのあたまのきかんしゃ」の表情が、
後を見たまま動かないのが謎です(手抜き?)。

その番組内で放送されていた、
「ナハション」(נחשון)というアニメーション。
https://www.youtube.com/watch?v=Xx7IZvbjm58


נחשון.jpg

見るからに80年代ですね!!





みんなしってる - オープニング曲
(בלי סודות - שיר הפתיחה של "בלי סודות")
https://www.youtube.com/watch?v=JJzZNPy1yZU


בלי סודות 1.jpg

このオレンジ色の瓜みたいな謎のゆるキャラは一体何者?

それと、色んな面で適当感漂っています。

如何にも、絵心が無くアニメーションを作った事も無い人に、
無理矢理アニメーションを作らせた様な?

実は私もアニメーションを作った事がありますけど、
ここまでは下手ではないです(笑)。

https://www.youtube.com/watch?v=rGBxdoKyBik


בלי סודות 2.jpg

内容は大体、「ひらけ!ポンキッキ」とか「おかあさんといっしょ」
辺りに似ていると思います。

大人ばっかり出てくるのかなと思いましたが、
一応子どもも録画という形で出てきます。
(スタジオに子どもたちが来るわけではない)





ホップ!
(!הופ)
https://www.youtube.com/watch?v=6FFpASsU1YU


!הופ.jpg
דף צביעה הופ - דף הבית הראשון שלי

「セサミストリート」や「ドーラといっしょに大冒険」、
「スーパー・ウィングス」など、外部から色々と呼んでいますね。

番組内にアニメーションとか小コーナーとか、豊富にありそうですが、
面倒くさいので細かく調べませんでした。



《公式サイト》
http://www.hop.co.il/





ダヴィードの人生
(דוד חיים)
https://www.youtube.com/watch?v=ugmThlqdPJw


דוד חיים.jpg
בקבוק דוד חיים שקוף - דוד חיים הפקות

「イスラエル版ピーウィー・ハーマン」ですか?

相棒の変な宇宙人みたいなのは何?

地球に脱力の種を撒き散らすためにやってきた、
「脱力星人」ですか?

その宇宙人の名前は「ボボ」というらしいですが、
九州にも是非とも行ってもらいたいですね!!

ちなみに、ピーウィー・ハーマン役のポール・ルーベンスさんも、
ユダヤ系です。





ゴマ通り(セサミストリート)
(רחוב סומסום)
https://www.youtube.com/watch?v=5uRyIMy2ktA


以前コチラ↓の頁でついでに紹介した「セサミストリート」ですけど、
ケイルの倉庫(המחסן של כאילו)イスラエルの子ども番組
この時は、権利的に大丈夫なのだろうか?と心配していました。

しかし、YouTubeに上がっている映像を見てみると、
セサミストリートでおなじみのパペットが出てくるんですね。

イスラエル版セサミ…は、
オリジナル版セサミ…をパクっているわけでも無い様です。

でも、YouTubeに上げた人が、
映像を繋ぎ合わせて偽装しているという可能性はあるのでしょうか?

いやいや、特にそういうわけでも無い様です。

רחוב סומסום 1.jpg
Show 11: Kids Sing Israel | Muppet Wiki | Fandom powered by Wikia

イスラエル版セサミ…のキャラクターであるハリネズミが、
セサミ…風のパペットと共演もしていますし。

רחוב סומסום 2.jpg





なんだこりゃ?
(?מה פתאום)
https://www.youtube.com/watch?v=OFka9-_vado


מה פתאום.jpg

イスラエル版のセサミストリートを調べていて、
たまたま見つけた子ども番組。

主人公の名前は、キシュカシュタ(קישקשתא)だそうです。

ウチワサボテンの擬人化だそうです。

日本語で紹介している記事で知ったのですけど、
無断リンク&転載引用禁止だそうですので、
そこからではなくWikipediaから内容を引用いたしました。
Kishkashta - Wikipedia

そんなわけで、今回もこんなに長い記事になってしまいました。

当初はこんなに長い記事になるとは思いませんでした。

毎回毎回こんな感じです。

次回の記事も長くなるのだろうか?

《転載終了》
posted by Satos72 | イスラエル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月23日

キチョはいかにして生まれたか(Kako se rodio Kićo,1951)クロアチアのアニメ

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11538902951.html
2013年5月27日

《転載開始》

Kako se rodio Kićo 1951 2 - 小.jpg

・監督(Režija):
・脚本(Scenario):
ヨスィップ・スダル(Josip Sudar)
ドゥシャン・ヴコティッチ(Dušan Vukotić)
・スタジオ(Studio):
虹映画(Duga film

http://www.youtube.com/watch?v=htlySDmdVxY


珍しいアニメーションを見つけたので紹介します。

かなり前に『大集会』(Veliki miting, 1951)
というクロアチアのアニメを紹介しましたけど、当時は、
一部を切り貼りしたダイジェスト版の様な映像しか見る事ができず、
内容がよく分からなかったのですけど、最近検索してみたところ、
全ての映像が動画サイトに出ているのを確認したので、
改めて紹介しようと思った矢先に、このアニメも知ったのです。

で、まずはコチラから紹介したいと思います。

頭頂部に髪がちょこっと生えている波平みたいなおじさんが主人公。
紙とペンによって生まれたばかりなのか?
街の生活に不慣れなためよく分からず翻弄されます。

1951年当時も、電車のラッシュはあったのですね。

絵柄的に、ディズニー辺りからの影響を受けている様に見えますが。
まあ、かの天才、手塚治虫もディズニーから影響を受けていましたから。

気になった所は、内容的にいささか“渋さ”を感じたところ。
子供向けというより、大人の漫画をアニメにした様な感じ?

昔から「アニメは子供のもの」みたいな風潮があるとは思うのですが、
昔のアニメを見てみると、子供騙しには程遠い、芸術性の高いものや、
大人向けっぽいものが少なくない気がするのですが。

例えば、日本でも、戦前に『力と女の世の中』(1933)という、
カカア天下を描いたアニメが作られています。

前述の『大集会』も、労働争議をネタにしたと思われる内容です。

話を元に戻しますが、YouTubeには、全ての映像が出ておらず、
結末が分かりません。
キチョが誕生した秘密とは、一体何なのでしょうか?



作者について調べてみました。
ヨスィップ(ヨシップ)・スダルについてですが、
余り情報が出ていない様です。
Wikipediaの頁も作られていません。
『赤ずきんちゃん』(Crvenkapica)
という1954年の作品が確認できました。

ドゥシャン・ヴコティッチについては、Wikipediaのほかにも、
Dušan Vukotić - Wikipedia
日本語の紹介頁がネット上に出ていました。
ドゥシャン・ヴコティチ - 武蔵野美術大学 美術館・図書館 イメージライブラリー所蔵
武蔵野美術大学の頁です。

生年:1927年2月7日
没年:1998年7月8日
1961年にヴコティッチが監督して制作された『代用品』(Surogat)は、
1962年度のアカデミー短編アニメ賞受賞作品ですが、
アメリカ以外でオスカーを受賞した初の作品として有名だそう。>
代用品 - 武蔵野美術大学 美術館・図書館 イメージライブラリー所蔵



「Kićo」の発音についてですが、
武蔵野美術大学のWeb頁では、
「キコはいかにして生まれたか」という様に、
「キチョ」が「キコ」になっています。

中欧や東欧では、
基本的に「c」は「k」ではなく英語の「ts」の発音をするのです。
主に、スラヴ系言語やバルト系言語でその発音をしますが、
ロマンス語派のルーマニア語では、
「a」「u」「o」は「k」、「i」「e」は「ch」の発音をし、
フィン・ウゴル語派のエストニア語は基本的に「c」は使わず、
恐らく外来語でしか使用しないものと思われます。
(作曲家、キリッルス・クレーク《Cyrillus Kreek》がいます)
「ts」の発音は「ts」表記をします。

「c」にアクセントが付くと、英語の「ch」(口蓋音)となります。
セルビア・クロアチア語には「ć」「č」と2種類の「チ」がありますが、
前者は日本語の「チ」とほぼ同じですけど、後者は、
舌の中程を上口蓋に当てて出す「チ」です。



【修正】2016/10/21
ヴコティチ → ヴコティッチ
ヨスィプ(ヨシプ) → ヨスィップ(ヨシップ)
IMDbによると、スダルもヴコティッチも、
監督と脚本を担当しているそうなので、
その様に修正しました。
Kako se rodio Kico (1951) - IMDb

《転載終了》



動画が削除されていたので上げ直し。
https://www.youtube.com/watch?v=bu2iuGL5xeM


おまけ画像
Kako se rodio Kićo 1951 3.jpg

Kako se rodio Kićo 1951 4.jpg

Kako se rodio Kićo 1951 5.jpg
posted by Satos72 | ┌ 旧ユーゴスラヴィア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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